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ロッテルダムとキンデルダイクでオランダを感じてきました!

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ロッテルダムとキンデルダイクでオランダを感じてきました!

<ケニア生活333日目>
Chamgei!
こんにちは、てらぼー(@terabow42)です!

てらぼーの旅ブログ

任国外旅行で訪れたオランダ。首都アムステルダムを楽しんだのち、第2の都市ロッテルダム(Rotterdam)にやってきました。

ロッテルダムは商業ビルが立ち並ぶビジネス街でしたが、観光客でも十分楽しむことができました。近代的な街並みと自然豊かな風車村の景色をぜひご覧ください!

▽アムステルダムの旅行記事はこちらから▽

ロッテルダムの街並みとは

ロッテルダム(Rotterdam)は、首都アムステルダムから70kmほど南西にある第2の都市です。スキポール空港からインターシティ・ダイレクト(通称、IC)という鉄道で約25分(約€15)ほどで行くことができ、あまりの速さに驚いてしまいました。(ちなみにスキポール空港はアムステルダム市街から非常に近く電車やバスが充実しているにもかかわらず、宿泊費や食費は比較的安く、ハーグやロッテルダムにも簡単に行くことができるため、旅行の拠点としておススメです。)

ICのチケットはHPから予約できるほか、各駅の自動券売機で購入可能です。自動改札機などはなく、稀に車掌さんが車内を回ってチケットを確認しに来ます。無賃乗車が発覚するとそれなりの罰金が徴収されるそうですが、確認回数はかなり少ないので、トータルしたら罰金払った方が安いのでは…?と思ってしまいました(笑)

オランダのインターシティ・ダイレクトの駅

ロッテルダムの駅はアムステルダム中央駅とは打って変わって、とても近代的な駅でした。ガラス張りの大きな建物の中にカフェやレストラン、観光案内所やお土産ショップなどが充実しています。

ロッテルダム市内は他都市同様、バス・地下鉄・トラム・水上バスが充実しています。私は一日乗車券(touristdayticket)を駅内の観光案内所で€15.5で購入して移動していました。(これを使って、後述するキンデルダイクに行くこともできます)

ロッテルダムの駅

ロッテルダムの観光地

ロッテルダムは大きな都市ですが、市内の観光地はそこまで多くありません。街並みも近代的なので、アムステルダムのように、歩いているだけでオランダを感じられるということもあまりなさそうです。

街内の運河沿いには高層ビルが立ち並び、水上バスがひっきりなしに運航しているので、イメージ的には横浜に近いかもしれません。自分はこういう街並みも結構好きでした。

ロッテルダムの街並み

代表的な観光地をあげるとすれば2か所。そのうちの一つが、キューブハウス(Cube Houses)という建物。特徴的で複雑なこの建物は、ロッテルダムのシンボルとなっているようです。

実際に居住地として使用されている他、観光客は€3で中を見学することもできるようです。異様に傾いた建物の下をトラムが通過していく光景はなんとも不思議でした。

ロッテルダムのキューブハウス

もう一つの有名な観光地が、キューブハウスのすぐ横にあるマルクトハル(Markthal)という屋内フードマーケットです。巨大なアーチ形の建物内には、数多くの飲食店や雑貨屋があり、オランダ料理はもちろん世界中の食材を気軽に楽しむことができます。

ロッテルダムのマルクトハル

オランダの人はそこまで食事にこだわらないのか、日本食やイタリア・フランスほど凝った料理はないように感じます。ただ、オランダは海に面していることからシーフードが獲れるほか、農業大国であるため農作物も豊富です。そのため、食材の質は非常に良く、素材本来の味を活かした料理が多いように思います。

ここではせっかくなので、オランダ料理を食べ歩きしました。まずは、代表的料理ハーリング(Haring)。ニシンを軽く塩漬けし、玉ねぎと一緒にサンドイッチしただけのものですが、新鮮でとても美味しいです。ニシンを揚げたフライもあり、そちらもなかなか美味しかったです。

オランダ名物ハーリングのサンドイッチ

ハーリングと並んで有名(?)なのが、フリット(Friet)というフライドポテト。正直、入れ物以外は他の国のフライドポテトと何が違うのか分かりません。あえて言えば、ポテトにかけるソースの種類はめっちゃ多いかも…。

オランダのフリット

オランダはスイーツの種類も非常に豊富でした。写真はパンネクック(Pannenkoek)というパンケーキです。他にも有名なストロープワッフルを作りたての状態で食べることができるスイーツ店などもありました。

余談ですが、オランダのスイーツは比較的安いので、物価高と円安に悩まされる自分にとっては大きな味方でした。旅行中いつもストロープワッフルをバックに常備して、小腹がすいたら食べてました(笑)

オランダのパンネクック

オランダ感満載のキンデルダイク

そもそも観光地の少ないロッテルダムまで来た理由はキンデルダイク(Kinderdijk)に行くことでした。オランダのイメージとして真っ先に思い浮かべるのはチューリップと風車かと思います。季節的にチューリップを拝めない中、どうしても行きたかったのがこの風車村でした。

キンデルダイクは、ロッテルダムからトラムとバスを乗り継いで1時間ほどの場所にある風車村です。オランダの代表的な風車村で、世界遺産にも登録されています。

キンデルダイクの風車村の街並み

意外にも風車村への入場にお金はかかりません。そのため、地元の人が散歩やランニングをしに来ることも多いようです。

風車村は広いので、全て回ろうとするとかなりの距離を歩くことになります。今回はゆっくり見たので、滞在時間は4時間ほどになりました。

オランダのキンデルダイクの風景

風車群のうち2つは内部を見学することができ、その入場券を€16で購入できます。事前にHPから購入していきましたが、売り切れることはほとんどないため当日でも購入可能です。(というか、一度もチケット見せなかった笑)

風車の構造は今でも当時のまま守られていて、強風が吹くと大きな音を立てて回ります。その迫力は近くで見ると中々のものです。風車で生活していた人の部屋や道具も綺麗に残っているので、当時の様子を見ることもできました。

キンデルダイクの風車の内部

入場できるもう一つの風車は、他とは全く異なる形状で異彩を放っていました。この風車はBlokweerと呼ばれる1630年に建設された古いモデルだそうです。周辺には家畜の飼育スペースや畑が当時のまま残されています。

Blokweerの風車

風車内の生活スペースも綺麗に残されていて、当時の面影を感じることができました。庭にはカフェも併設されているので、休憩することも可能です、

Blokweer風車の内部

キンデルダイクの運河は水上バスも運行しているので、歩くことが苦手な方も気軽に風車群の景色を楽しむことができます。また、オランダらしく自転車で観光している方も多かったです。

水上バスとキンデルダイクの風車群

風車村内は風車に目がいきがちですが、周囲の田園風景やすすき草原もとても綺麗でした。このいかにもオランダっぽい景色は、どこを切り取っても美しく、全く飽きませんでした。

このように風車村は大満足できる場所でした。ケニアのようなありのままの自然もいいけど、自分としてはこういう整備された自然の方が好きだな~。と気づかされる場所でした。

キンデルダイクの風車村の景色

次回はベルギー編です!
では、Kwa heri!!!

▽次回の記事はこちらから▽

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