自然あふれるケニア森林研究所(KEFRI)に行ってきました!

<ケニア生活225日目>
Chamgei!!
こんにちは!てらぼー(@terabow42)です!

先日、先輩隊員が働くケニア森林研究所(KEFRI)に行ってきました!
ケニアの研究所に訪れるのは初めてでしたが、立派な施設と豊かな自然に圧倒されっぱなしでした。素晴らしい場所でしたので、紹介したいと思います!!

KEFRIとは
ケニア森林研究所(通称、KEFRI)は1980年代にJICAの無償資金協力によって建てられた、森林・林業に関する研究機関です。

主に植林のための種子の生産や配布を行っており、地域コミュニティと協力しながら、国家施策である森林率10%を目指して活動をしているとのことです。オフィスは全国各地にあるようですが、今回は先輩が環境教育隊員として勤務されている、ナイロビ近郊のキアンブ郡にある本部にお邪魔してきました。
ナイロビから比較的近いということもあり、所在地のタウンは栄えているように見えましたが、研究所に近くなると急に建物の数が減り、自然豊かな森林と立派な研究所が現れます。

研究所は非常に広く綺麗で、日本の建物の雰囲気を感じることができました。敷地内には研究機関や種子開発のためのビニールハウスに加え、講堂や食堂、ゲストハウスなどが完備されていて、今までケニアで見た建物の中で一番立派でした(笑)

研究所の敷地内まで木々が植えられており、ナイロビの喧騒と汚染された空気とはかけ離れた素晴らしい場所でした。

KEFRIの広大な森林
KEFRIは研究所敷地のすぐそばに広大な森林を保有しており、そこでのフィールドワークにご一緒させていただきました!保有しているとは言ってもこの森林内には地域コミュニティが存在しており、住民が生活しています。中には住居や小学校などが存在しており、こうした住民と協力しながら植林活動を実施しているようです。
この地域には、もはや国立公園なのではないかと思えるほどの広大な敷地と素晴らしい景観があり、とても素敵な場所でした。珍しい植物や動物などもたくさんいるそうです。

植林している場所も見せてもらいました。気候に合った苗を開発して植林しているものの、中には途中で枯れてしまったりうまく育たない個体もあるようで、苦労も多いとのことでした。森には日本の竹も植えられているとのことでした。
こうした植林のプロジェクトは様々な組織の支援や協力を得ながら進めているようで、研究所には日々多くの人が訪れているようです。この日も他のカウンティからいらっしゃった学校の先生と一緒にフィールドを回らせていただきました。このように環境問題に取り組む方が沢山いることにとても感銘を受けました。

夜には先輩隊員の同僚の家にも招待していただきました。オメナ(小魚)とウガリをご馳走になりましたが、これが信じられないほど美味しかったです!私の任地では考えられないような立派なマンションに住まれていて、料理も圧力鍋やミキサーを使用して調理してくれました。
これ以外にも昼食をご馳走していただいたり、丁寧に説明していただいたり、素晴らしい方々ばかりが働いている職場でした!

キクユの街並み
KEFRIではゲストハウスに一泊させていただきました。朝も涼しく素晴らしい雰囲気で、珍しく散歩までしてしまいました。

そして、近くの街キクユ(Kikuyu)にも少しだけ行ってきました。そこまで大きい街ではないですが、大きめのスーパーやマーケットがあり、過ごしやすそうな場所でした。

ナイロビに近いからなのか、それともキクユの部族性なのかは分かりませんが、街を歩いていてもジロジロ見られたり差別用語を言われたりすることがなく、とても居心地が良かったです!
ケニア内でも街によって雰囲気が大きく変わるので、他の隊員の任地訪問は本当に面白いです。今後も先輩隊員が帰る前にできるだけ回ろうと思います!!

では、Kwa heri!!!
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