自由と芸術の街アムステルダムに行ってきました!
<ケニア生活330日目>
Chamgei!
こんにちは、てらぼー(@terabow42)です!
任国外旅行ではエジプトに続き、オランダにも行ってきました!
▽エジプトの旅行記事はこちらから▽
オランダはヨーロッパの中で一番行きたかった国だったのでかなり楽しみにしていましたが、その期待を軽々と越えてきました。まず最初は首都アムステルダムの旅行記をお楽しみください!
オランダに来てみて感じたこと
任国外旅行の一つ目の国として訪れたエジプトでも発展した景色にはかなり驚かされましたが、オランダはレベルが違いました。空港に隣接している地下鉄やバス、時代を先取りした最先端の展示物、清潔でウォシュレットが付いたトイレ。空港に到着した途端に目に入ってくる文明の数々(とは言っても日本にはあるようなもの)にはカルチャーショックを受けました。
全てが綺麗に整備された街並みは、ほぼ日本と同じかそれ以上であり、海外なのに帰国したような懐かしさを感じました。
ヨーロッパには一度だけ訪れたことがありましたが、当時と比較にならないほどの衝撃を受けたのは、おそらく自分がケニアという貧困国に身を置いているからでしょう。オランダの魅力を感じる一方で、同じ地球上でここまで格差があるという現実にかなりショックを受けました。(おそらく日本に帰国しても同じような感情になる気がします)
日本との共通点に懐かしさを感じる反面、日本とのギャップを感じる場面も多々ありました。
その一つは物価の高さ。外食はどんなに安い場所でも€10以上、宿泊施設は最低€80、公共交通機関ですら高いと感じたので、日本以上に物価高の影響を受けているように感じました。それに加えて、円安による影響はかなりのもので、お金のやりくりに関しては想像以上に大変でした。
その分、労働者の賃金はかなり高いようで、ショッピングモールに貼り付けられているショップ店員の時給は€24(高校生でも€15)と書かれていました。オランダでも日本同様に労働者不足が深刻となっているようで、頻繁にストライキが発生するなど、会社の立場がかなり弱いようです。
その他にもオランダにいると様々な違いを感じました。当然ですが、国によって良いところもあれば悪いところもあるんだな~と感じ、興味深かったです。
気づいた違い | 詳細 |
---|---|
ヨーロッパの冬は寒い | ヨーロッパの冬の天気は基本悪く、雨がずっと降っているので非常に寒い。 |
あらゆるものの高さが高い | オランダの平均身長は世界一。そのため、トイレ・ベッド・洗面台・交通機関の椅子等、あらゆるすべての高さが高い。 |
どこでも英語が通じる | オランダ人は語学が堪能で、多くの人が複数言語を話せるらしい。そのため、旅行中どこでも英語が通じた。逆にオランダ人の中ではオランダ語の消滅に危機感を覚えている人もいるらしい。 |
自転車に乗る人が多い | オランダ内はどこにでも自転車専用道路が整備されていて、多くの人が自転車を交通手段としている。外国人は無意識に歩道と勘違いして歩いてしまうので、注意が必要。 |
芸術の街アムステルダム
オランダのイメージと言えば、有名画家を何人も輩出した芸術。あまりこの分野には詳しくないのですが、行かないのももったいないと思い、2つの美術館に行ってきました!
まず訪れたのは、アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)です。美術に詳しくない人でも知っているような有名絵画が多数展示されている、オランダの代表的な美術館です。
チケットは大人料金が€22.5。前日にHPから予約しました。行く前は「中々の値段だな~」と思っていましたが、実際に行ってみると値段以上の体験ができました!
来場者のほとんどの人は、まず展示物の多さに驚かされることでしょう。所要時間を約3時間と見て次の予定を立てていましたが、途中で回り切れないことに気づき、最後は急ぎ足で見ることになってしまいました。この美術館には一日時間をかけるか、見たい作品に絞って来訪することをオススメします。
この美術館で見たかったのは、なんといってもヨハネス・フェルメールの「牛乳を注ぐ女」。素人でも、実際に超有名画を目にすると感動しました。ちなみに、この美術館は写真撮影がすべてOKでした。
そして、その作品に並んで有名なのがレンブラントの「夜警」。凄い迫力でした…!
この美術館は各絵画の説明をしてくれる音声ガイドをアプリで提供しているので、全く詳しくない人でも楽しむことができました。
この美術館は絵画以外にも、陶芸・服飾・宝石・楽器…なども数えきれないほど展示されています。お気に入りだったのが、オランダの有名な工芸であるデルフト焼で作られたバイオリン。とても美しかったです。
そして、この美術館の見どころとして有名なのが、世界一美しいと言われている図書館。二階からの景色は息をのむ美しさです。少し分かりにくい場所にあるので、訪れた際は通り過ぎないようご注意ください…!
続いて訪れたのが、アムステルダム国立美術館から歩いてすぐのところにあるゴッホ美術館(Van Gogh Museum)です。オランダが生んだフィンセント・ファン・ゴッホの有名画はもちろん、同時代の画家の作品も展示されています。
こちらの美術館も前日にHPから予約してチケットを購入しました。大人で€20。
こちらの美術館にも誰でも知っているような超有名作品がたくさんありました。人数制限をしているからなのか、これらの作品は列に並ぶことなくじっくり見ることができます。超有名作品「ひまわり」も至近距離でゆっくり見ることができました!
他にも自画像や日本画の模写など、見たことあるような作品がたくさんありました。全部を回ったところ約3時間かかったので、こちらの美術館もたっぷり時間を取って見に行った方がよさそうです。
結局、二つの美術館を回ると一日が終わってしまうほどのボリュームでした。あまり美術館慣れしていない自分にとっては結構疲れましたが、それでも行ってよかったと思えるほどの満足感でした。
個人的には、両美術館の売店で売られているグッズがとても魅力的でした。(高くて買わなかったけど…笑)
美術館の周りはおしゃれなカフェが立ち並ぶ広い公園になっていて、それだけでも楽しめる環境なので、アムステルダムを訪れたらぜひ行ってみてください!
アムステルダムの観光地
アムステルダムの市街は歩いているだけでも十分楽しめる場所ですが、いくつか観光地にも行きました。東京駅の姉妹駅ともなっているアムステルダム中央駅付近に観光地がまとまっており、徒歩でも楽しめました。
アムステルダム中央駅から歩いてすぐのところにはダム広場があり、そこに壮麗な王宮(Koninklijk Paleis Amsterdam)があります。現在は迎賓館として利用されており、行事がなければ一般公開もされています。せっかくなので中にも入ってきました。€12.5で予約なしで入場できました。オーディオガイド(日本語なし)を無料で借りることができます。
クロークに荷物を預けて入場すると、そこにはどこを切り取っても絵になるような美しい装飾が施されていました。
どの部屋も豪華絢爛で、オランダの黄金時代の凄さが伝わってきました。外観以上に迫力満点なので、ぜひ入場することをオススメします。
そして、ダム広場のすぐそばには、かの有名な「飾り窓地区(De Wallen)」があります。オランダは大麻や売春が合法で、そのディープな文化の中心地として栄えている場所です。
訪れたのは昼でしたが、立ち並ぶカフェやバー・ショップなどからは独特な雰囲気を感じました。地区周辺には一風変わった博物館などもあり、歩いているだけで中々面白い場所です。多くは話しませんので、興味がある方はぜひ調べて行ってみてください!
アムステルダムには様々な分野で魅力的な場所がたくさんあり、どんな人でも楽しめる場所だな~という印象を持ちました。これが、“世界一自由な街"と言われる所以なんですね…。
他にも「アンネフランクの家」など行きたくても時間が足りずに断念した場所もたくさんあります。今回の旅でオランダの事が大好きになったので、また来てチャレンジしたいと思います!
アムステルダム郊外も観光しましたが、今回書ききれなかったので別の記事として執筆します!
では、Kwa heri!!!
▽次回の記事はこちらから▽
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