車から降りて楽しめる国立公園、ナイバシャのヘルズゲートに行ってきました!
<ケニア生活140日目>
Chamgei!
こんにちは、てらぼー(@terabow42)です!
先日、ナイバシャのヘルズゲート国立公園に行ってきました!
ここはケニアでも珍しい「車から降りることができる国立公園」となっており、ロッククライミングやサイクリングなどのアクティビティができる場所。これまでに行ったサファリとは全く違う雰囲気でした。
▽前回のサファリの記事はこちらから▽
公園の名前"地獄の門"からは想像できないほど、平和で落ち着いた場所でした!そんなヘルズゲートの魅力をお楽しみください!
ヘルズゲート国立公園とは
ヘルズゲート国立公園(Hell’s Gate National Park)はナイロビからほど近い、ナクル(Nakuru)カウンティに位置しています。
一番の特徴は車から降りて、サイクリングをしたり、歩いたりできること。危険な肉食動物が少ないため、他の国立公園ではできない体験をすることができます。
私たちも自転車を何台か借りて、サファリカー組と自転車組に分かれてサファリをしました!(この自転車がびっくりするくらい進まないし、サドルがめちゃくちゃ固いので乗り心地が最悪です笑)
ここでは、基本的に肉食獣を出会うことはないようですが、シマウマ・キリン・ダチョウ・ヌーなど草食動物たちに出会えるほか、火山活動によって形成されたと言われる特徴的な地形を楽しむことができます。
また、ハイキングやロッククライミングも体験できるようで、この日も多くの観光客が訪れていました。
ヘルズゲートの楽しみ方
ヘルズゲートはナイロビから比較的近い場所にあるため、今回はナイロビのショッピングモールに集合し、サファリカーをチャーターして目的地に向かいました。
ヘルズゲートまでは約2~3時間。途中には、ロンゴノット山(Mt.Longonot)やグレートリフトバレー(Great Rift Valley)を一望できるビューポイントもあり、非常にきれいな景色を見ることができました。
そして、ナイバシャに到着。街自体は非常に大きく、過ごしやすそうな街でした。ここはアクセスが良いだけでなく、ナイバシャ湖や地熱を利用した温泉やサウナなど観光資源が豊富で、非常に人気の観光スポットになっています。
ヘルズゲートに到着すると、自転車組とサファリカー組に分かれてサファリが始まりました!!入場して一番最初に目につくのは、そびえたつ渓谷の絶壁。見たこともないような景色に圧倒されます。
また、動物たちも想像以上にたくさん生息しており、非常に近い距離で見ることができました。肉食獣が少ないからなのか、動物たちからはなんとなくほのぼのとした雰囲気を感じました。
肉食獣がいなくても、キリンなどの大型草食動物は生息しており、他の動物公園と比べても全く迫力に欠けることはありません。この写真のように、一緒に並走してくれます。
サルの群れも岩場の木陰で休んでいました。子供もいてとてもかわいかったです。
私のお気に入り動物ダチョウもとても近い距離で見ることができました!!人間に興味があるのか、ずっと我々についてきて、とても愛らしかったです。
イボイノシシの群れに会うこともできました。みんな小柄で、ちょこまか動いていて、とてもかわいかったです。
過酷なサイクリング
この公園で人気のアクティビティであるサイクリングは、特徴的な地形とマッチしてとっても映える写真を撮影できます。特に、アフリカ布"キテンゲ"の服を着ていると、いわゆる“インスタ映え写真"になります!!
中には、野生動物がサイクリングルートに侵入してきて並走することも…!!ココでしかできない経験です。
しかし、このサイクリング、想像以上に過酷…!!
まず、貸し出される自転車はが、まさにケニアクオリティを感じるマウンテンバイク。びっくりするくらい進みません。しかも、サドルがめちゃくちゃ固く、お尻が痛くなるそうです。
その上、自然の中なので道は綺麗とは言えない砂利道を進みます。車が通る度に砂埃が舞うし、砂に足を取られるので想像以上に体力を使うようです。
今回のサイクリング中も、大型バスやトラックが通る度に砂埃が舞っていたので、とても辛そうでした。
一度自転車で出発してしまうと戻ってくるまで当然途中で乗り捨てることはできません。中には遠くまで行ってしまい、帰りが非常にツラくなっている観光客も見受けられました。(しかも、帰りは少し上りになっているそう…笑)
ヘルズゲートでのサイクリングが良い思い出になることは間違いないですが、途中で交代できるようにサファリカー組と自転車組を分けるなど、無理のないツアーを組んだ方がよさそうです!
ただ、ずっと車に乗っていた私はとてもゆったりとサファリを楽しむことができました!また機会があれば、自転車にも挑戦したいです(笑)
では、Kwa heri!!!
▽次回の記事はこちらから▽
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