部屋からゆっくり動物たちを眺めるホテルサファリが凄かった!!
<ケニア生活424日目>
Chamgei!
こんにちは、てらぼー(@terabow42)です!
ケニアでの「サファリ」と言えば、車に乗って大自然を駆け回ることを想像する方が多いかと思います。しかし、「部屋からゆっくり動物を眺めることができるホテル」があると聞いたらどうでしょうか。
今回、そんな体験ができるホテルに初めて行くことができました!信じられないほど素晴らしい体験ができたので、紹介したいと思います。
部屋から動物を眺められるホテルとは
ケニアの国立公園でサファリをするときは、ガイドと運転手を雇って首都ナイロビから出発し、数日サファリをした後に帰ってくるというのが基本です。もちろん素晴らしい体験ではあるのですが、広大な国立公園を車で一日中駆け回るというのは、ずっと移動をしているようなものなので想像以上の体力を必要とします。
また、費用を安く抑えようとすると、断水や停電が発生するホテルになってしまったり、ご飯が美味しくなかったり…クオリティが低くなる旅行になることも少なくありません。私もそこまで動物に興味があるわけではないし、車酔いしやすいタイプなので、正直普通のサファリはもういいかな~と思っていました。
そんな私にとってケニアに来てから最高の体験となったのが、西ツァボ国立公園(Tsavo West National Park) にある「Taita Hills Safari Resort & Spa」と「Salt Lick Safari Lodge」です。ケニア在住の日本人の中ではかなり評判が高い宿で、いつか行ってみたいと思っていた場所でした。
この宿の特徴は何といっても、国立公園の敷地内にあること。ホテルの敷地内から広大なサバンナを眺めることができます。特にソルトリックに至っては、部屋から動物を見ることができ、車で駆け回らなくても野生動物を見ることができるのです。
さらに、施設の設備は完ぺきそのもの。清潔だし、水も電気も止まらないし、ホスピタリティもある。ご飯が美味しくないことで有名なケニアで、毎食素晴らしい料理を堪能できます。
もちろんケニア料理以外の食事も提供されるので、毎食とても楽しませてもらいました。
驚くべきはそのコストパフォーマンス。今回はナイロビからSGR(高速鉄道)を利用してツァボまで行ったのですが、そのファーストクラスの往復券・2泊分の宿泊費・朝食&昼食&夕食・2回分のゲームドライブ(一回約2時間)、全て含めて2泊3日でKsh40,000(約40,000円)ほどでした。乾季のハイシーズンでこの値段なので、閑散期はもう少し安くなるみたいです。
しかも、鉄道駅とホテル間の送迎は付いているし、ゲームドライブの車はバン型ではなくランドクルーザーでした。(ランドクルーザーだと揺れが少なく疲れにくい。)
普通のサファリはかなり疲れるし、宿もそんなに良いところではないのに同じくらいの値段がかかるので、正直もう普通のサファリはしたくないなと思ってしまいました(笑)
ホテルでリラックスしながら、ツァボ名物の赤いゾウを拝むことができ、とても感激しました!
ソルトリックサファリロッジ
この旅行では2泊別々の宿に泊まりました。まず最初に宿泊したのが、ソルトリックサファリロッジです。前述の通り、ホテルの敷地内に水場があり、そこに集まってくる動物たちを部屋やレストランから眺めることができます。
建物も可愛らしい造りで、よほど人気なのか増設もしていました。ただ、そんなことはお構いなしにゾウやサル・インパラなんかが群れを成して続々と集まってきます。
動物たちが集まるのは夜でも同じこと。併設のレストランやバーのベランダから、夕食やお酒を嗜みながら動物たちを見ることができます。
国立公園でのサファリは基本的に日中行くので、リラックスしながら夜の様子を見ることができるのはかなり贅沢な体験でした。ちなみに、オプションでナイトサファリ(夜のゲームドライブ)もつけることができるようです。
また、ソルトリックには地下から動物たちを覗き見ることができる施設があります。地下廊下を伝ってこの赤い部屋に入ると、近くまで来た動物たちを至近距離で見ることができるのです。
ゾウは、身体が痒いからなのか巨体をこの施設に擦り付けにくるので、数mの距離で彼らの様子を見ることができました。足音が聞こえるほどの距離まで近づくことになるため、ゾウの大きさを間近で感じることができました!
タイタヒルズサファリリゾート
もう一泊したのは、ソルトリックの系列ホテル「Taita Hills Safari Resort & Spa」です。こちらは部屋から野生動物を眺めるということはできませんが、同様に素晴らしいホテルでした。
名前の通り、ホテル内でリゾート気分を味わえるような雰囲気になっていて、プールやバレーボールコートなどが敷地内に併設されていました。
部屋から動物を見れないとは言っても、少し外に出れば珍しい小動物を見ることができるほか、庭から広大な国立公園の景色を眺めることができます。
ホテルの庭から見た広大なツァボ国立公園は大迫力でした。ずっと天気が良くありませんでしたが、何とか日の出の景色を見ることもできました。
ホテルのベランダにはサルなどの小動物が集まってくることも…。ベッドでごろごろくつろいでいて、寝返りをうったら目の前にサルがいたのでビックリしました…!
他にもカラフルなトカゲとか小鳥もいました。
ホテルのロビーには何故か第一次世界大戦の博物館がありました。他にもお土産屋やカフェが充実している他、鯉がいる池があったり、広い屋上スペースもあったので、一日中敷地内にいても楽しめそうでした。
こんな感じで、国立公園にいながら終始リラックスムードで旅行を楽しみました!これから行くケニアのサファリは、全部ここがいいなぁと思ってしまうほどでした。残り任期もあと半年ちょっとですが、あと一回くらいは行きたいです…(笑)
では、Kwa heri!!!
▽次回の記事はこちらから▽
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