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地表で最も低い場所「死海」の不思議な体験

2024年12月7日旅行,海外旅行旅行,海外旅行

地表で最も低い場所「死海」の不思議な体験

こんにちは!てらぼーです。

念願叶い、ついに来ることができたヨルダン。数ある観光名所の中でも最も魅惑的な場所「死海」に行ってきました!

聖書に登場する場所であることや、塩分濃度がかなり高いことでは有名ですが、行くまではそれ以外の詳細をあまり知りませんでした。

実際に訪れてみると、周辺はリゾート地化されていて、とても美しい場所でした。地球の神秘とも言える死海の景色をぜひお楽しみください!

死海の景色

死海とは

死海(Dead Sea)は、ヨルダンとイスラエルに跨る広大な塩湖です。水面の海抜は地球上で最も低いマイナス433mで、周辺地域と比べてもかなり平均気温が高い場所となっています。

今回はアンマンからタクシーを手配して、首都から一時間ほどで到着するマダバ近郊のO Beach Hotel & Resortのビーチを訪れました。死海付近のリゾートホテルの1つですが、日帰りでプライベートビーチを利用することもできます。

周辺には無料のビーチもあるようですが、シャワーがなかったり、不潔だったりするそう…。その点、入場料さえ払えばタオルやシャワー、更衣室などホテル設備を使うことができるため、とても快適でした!

O Beach Hotel & Resortの景色

今回訪れたのは12月末の真冬の時期でしたが、海抜が低いため気温は30度くらいありました。真夏に訪れると地獄の暑さのようですが、冬はとても過ごしやすいです。

ダウンジャケットを羽織っていたアンマンから1時間もかからない場所なのに、半袖で過ごすのは何とも不思議な感覚でした(笑)

死海の海抜

死海での楽しみ方

死海と聞いて、英字新聞を読みながら水面に浮かぶ写真を想像する人も多いのではないでしょうか。今回私もその写真撮影に挑戦してきました(笑)

死海のビーチの様子

写真では優雅に新聞を読んでいる姿が思い浮かびますが、実際に行ってみるとそんなに簡単に撮影できるものではないことにすぐ気づくことになります。

最大の理由は、塩分濃度が高すぎること。切り傷などがあれば一切入ることはできないし、なかったとしても数分すると皮膚がヒリヒリと痛くなっていきます。しかも、周囲は岩塩など鋭利な障害物が転がっており、裸足で入っていける状況ではありません。

死海のビーチの様子

しかも、中々風が強く、英字新聞や自分の身体をその場にキープするのは中々難しい…。幸い、水温はかなり適温だったので、短時間勝負で撮影に挑みました。

何度か挑戦しながら、なんとか成功!無事、気に入った写真を撮ることができました!これだけ見るとあまり苦労は伝わらないですね(笑)

英字新聞を読みながら死海に浮かぶ人

実際には死海に5分も入っていると全身がヒリヒリと痛くなっていくので、我慢の限界を迎えたら急いでシャワーを浴びに行くことになります。

しかもしばらくはもとに戻らないので、肌が弱い方などはあまり入らず、ビーチでのんびりしているのが正解かもしれません。

死海周辺のシャワー

死海でもう一つ有名なアクティビティが泥浴。死海の塩分が多量に含まれている泥は美肌効果があるようで、泥パックは死海土産の定番として至る所で販売されています。

ビーチでは自由に泥浴ができるため、世界中の美女たちがこのために集まってくるのだとか。せっかくなので私も挑戦しました!(確かに、このあと数日間は肌がスベスベだった気がする…)

死海の泥パック

死海の景色

死海のお決まりをするのもとても楽しかったですが、個人的には死海ならではの景色がとても好きでした。死海の反対側にはイスラエルがあり、肉眼でもその様子を伺うことができます。

死海の先のイスラエルの景色

ヨルダンは外交上上手くやっている方ですが、当然ヨルダン人の心情としてはイスラエルは敵国。ヨルダン人の前ではあまりその国名を出すのも良くありません。

イスラエルとしても安保上の理由から、ヨルダンに対して電波妨害を行っているようで、死海沿岸は全くGPSが機能しませんでした。やはりこういう体験をするとパレスチナ問題を身近に感じます。

死海の対岸のイスラエル

ビーチを後にしてからも死海沿岸をドライブしていましたが、その海水の色彩とヨルダン独特のインディジョーンズのような世界観は嘘みたいに美しいです。

死海は観光地としてはあまり長居をする場所ではないようですが、私にとってはとても印象的な場所になりました。

死海の景色

念願の死海でついにその光景を見ることができました。ヨルダンは他にもたくさん魅力がある国なので、また次回の記事でお届けしようと思います!

ではまた!!

死海周辺の景色

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Posted by Terabow42