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ケニアならではのカーレース・WRCサファリラリーに大興奮!

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ケニアならではのカーレース・WRCサファリラリーに大興奮!

<ケニア生活166日目>
Chamgei!
こんにちは、てらぼー(@terabow42)です!

てらぼーの旅ブログ

モータースポーツ好きの私にとってケニアで最も楽しみにしていたことの一つ、それがナイバシャで開催されるサファリラリーです。

先日、ついに生で観戦することが叶いました!!

レースは想像通り迫力満点で、最高の体験になりました。今回はそのレースの様子を紹介します。

サファリラリーのの様子

サファリラリーとは?

サファリラリーは、FIA(国際自動車連盟)が主催するWRC(世界ラリー選手権)のうちの一戦で、ケニアのナイバシャ周辺を舞台に開催されました。

ナイバシャはナイロビから約1時間と比較的近く、ヘルズゲート・ナイバシャ湖・クレセントアイランドなどの観光資源も多いことから、観光地としても人気の場所です。その観光地がレースのコースとなるため、今回はいつもの風景との違いも楽しむことができました。

1953年が初開催と大会自体の歴史は古いですが、近年はカレンダーから外れており、昨年約20年ぶりに復活した大会でした。

サファリラリーの魅力は何といっても、野生動物がいる広大なサバンナをハイスピードで車が駆け抜けていくその迫力。ケニアでしか見ることができない景色です。

2023サファリラリーの様子

ラリーの日程は水曜からレッキ(下見走行)が始まり、木曜から日曜までの4日間がレースという日程だったので、土曜日に観戦しました。

各ステージに無料の観戦ゾーンが設けられており、そのうちの一つで観ることができました。外国人や比較的裕福なケニア人が観に来ることを見越してか、多くのストリートチルドレンやホームレスの方が物乞いをするために集まっており、少し治安が悪くなっている印象でした。

サファリラリーの無料観戦ゾーンの様子

ただ、お金を払えば観戦エリアが区切られている場所にも入れるようで、多くの観客が大会認証の許可証を得ていました。大会前にいくら探してもそのような情報は得られませんでしたが…。

それ以外にも、観戦ガイドが3日前にやっとリリースされたり、警察が交通渋滞を全く緩和できていなかったりと、運営面でケニアだなーと思うところが多々ありました。

サファリラリーの渋滞の様子

いろんな人に聞く限り、スポンサーであるケニアの銀行が自社の顧客だけに観戦席を配布している?みたいなことも聞いたので、来年こそはいろんなケニア人のツテを辿って会場内でなんとか観戦したいです…。

実際にラリーを見て

色々問題はあったものの、やはりラリーを直接見ると大迫力でした!!

モータースポーツが人気な日本ほどの熱狂は見られないものの、無料の観戦ポイントには車好きのケニア人たちが集まってきているようで、観戦に来た人たちはみんなめちゃくちゃカッコいい車を持っていました!中にはウガンダナンバーの車もあり、遠くから来ている人も見受けられました。

サファリラリーの観戦に来たたくさんの車

無料とはいっても、セッション開始10分前になっても最前列が埋まらない状態。そのおかげでめちゃくちゃ近くからレースを見ることができたのが良かったです。

意外と見晴らしがよくコース全体が見えるため、各車が今どの辺の位置にいるのか把握することができます。(遠くに土煙と、小さく車が見えるのがお分かりでしょうか…)

サファリラリーの観戦ゾーンからの景色

そして、観戦ゾーンに近づいてくると森の中からすごい勢いでレースカーが出てきます!!

森から出てくるレースカー

近くで見れる範囲はほんの数十秒ですが、音も見た目もめちゃくちゃカッコいいです!カラーリングもチームによって全然違うので、それを見るのもとても面白かったです。

2023safari rally

ラリーならではの土煙をあげる車は後ろ姿も非常にかっこよかったです。通り過ぎたあとも、1分くらいは土埃が収まりません。

土煙をあげるサファリラリーの車

唯一の日本人フル参戦ドライバーの勝田選手の車も観ることができました!このような世界中の人が集まる場で日本人が活躍しているのを見るととても刺激を受けます。

WRC日本人ドライバー勝田選手の車

ランキングで首位を争っている車には後ろから空撮用のヘリコプターが追跡していました。かなり車と近い距離で飛行するので、これはこれでスゴイ迫力です。

サファリラリーのヘリコプターとの並走

危ないんじゃないかと思うほど、低空飛行で車に近づくのでヒヤヒヤしますが、貴重な体験をすることができました。

サファリラリーのヘリコプターとの並走

中にはケニアカラーの車も!ケニア人ドライバーも何人かスポット参戦しており、観衆たちも大盛り上がりでした。

ケニアカラーのサファリカー

運よく見れた練習走行

私たちが観戦しに行ったのは、レース日程4日間のうちの3日目の土曜日。

レース結果が確定する日曜日は、ヘルズゲート国立公園で動物たちとの並走を見ることができるほか、表彰式なども行われるため、最も観戦者が訪れる日。

大統領などのVIPも訪れ、交通渋滞がひどくなることが分かっていたので、観戦はあきらめナイバシャの温泉に行っていました。(温泉についてはまた次回書きます)

しかし、温泉施設までの道でも色々楽しむことができました。道沿いの広告看板にはサファリラリーの大きな写真が…!

サファリラリーの広告看板

しかも、温泉施設までの公道がたまたま練習走行に使われており、なんと意図せずレース車を間近で見ることができました!

練習走行中のサファリカー

しかも見ることができたのは、表彰台にあがったイギリス人コンビの車。すごい勢いで我々のタクシーを追い抜いていきました!

練習走行中のサファリカー

レース運営が厳格に管理されていないケニアならではの光景ですが、私としてはめちゃくちゃラッキーでした(笑)

こんな感じで、モータースポーツ好きにとっては最高の体験ができました!!来年こそはしっかりと計画を練って、じっくりと四日間観戦したいです!(ちゃんと開催されるかだけが不安ですが…。)

サファリラリーの様子

では、Kwa heri!!!

▽次回の記事はこちらから▽

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