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【入国編】一見危険そう(?)な観光大国ヨルダンに行ってきました!

2024年11月23日旅行,海外旅行旅行,海外旅行

【入国編】一見危険そう(?)な観光大国ヨルダンに行ってきました!

こんにちは!てらぼーです。

ずっと行きたかった念願のヨルダンに行ってきました!この国は、JICA海外協力隊としてケニアにいたときから最も強い興味を抱いていた国でしたが、社会情勢の悪化もあってJICAから渡航許可が下りなかったところです。

協力隊同期が住んでいる国でもあるため、彼らの任期が残っているうちに絶対に訪れておきたいところでした。期待以上の経験ができたので、シリーズに分けてヨルダンの様子をお届けしたいと思います!

ヨルダンのアンマン市内の様子

ヨルダンとは

ヨルダン(Jordan)は中東地域に位置するアラブの国です。ペトラ遺跡や死海、ワディラム砂漠など名だたる名所が存在することから、観光業が盛んです。

地図を見ると、ヨルダンの周囲はイスラエル・パレスチナ・エジプト・レバノン・イラン・イラク・サウジアラビアなどに囲まれており、いろいろと心配になってしまう場所に位置しています。実際に旅行前後は「危なくないの?(危なくなかったの?)」とめちゃくちゃ聞かれました(笑)

実際、外務省の危険度マップ(2025年現在)では、ヨルダン全域がレベル1以上に指定されています。これはヨルダン国内の治安が安定しないというよりは、地政学上のリスクを踏まえたレベル設定になっているようです。国内の政情はアラブ諸国で最も安定している国の1つではあるものの、中東情勢が緊迫するとテロや紛争に巻き込まれるリスクがあるためです。

ヨルダンの政情が安定している理由の一つは、中東戦争やパレスチナ問題・シリア危機に起因した難民を多く受け入れているから。難民キャンプを用意して受け入れることで、世界中からの支援を受けたり外交上の立場を確立させている側面がありますが、その影響で人口の約7割が難民という特殊な社会構造となっています。

ヨルダンの危険度マップ

ある意味アフリカのような街を歩けないという意味の危険は全くありませんが、他国のミサイルが誤墜落した事件や、過激派によるテロが発生したこともあり、そうしたリスクは常に付きまとう国のようです。

実際にJICA海外協力隊時代には2回ほどヨルダン渡航を試みましたが、JICAの保守的な判断に阻まれどちらも途中で断念せざるを得ませんでした。実際には今でも他国隊員が来ることはできない地域のようですが、その縛りからも解放されたため、念願叶ってこの国に降り立つことができました!

ヨルダンの空港周辺の街並み

ヨルダン入国まで

今回の旅は成田空港からスタート。ヨルダンは入国に伴うビザ取得や予防接種が不要(2025年現在)なため、出国二日前に航空券だけ購入してパスポートだけ持って空港に向かいました。(日本国パスポート保持者で本当に良かった。)

年末の成田空港の様子

今回は行き・帰り共にカタールのドーハで1回乗り換え。ドーハの空港では、F1仕様のカッコいい機体を見つけました。

カタールはトランジットで何度も降り立っているものの、実は一度も空港を出たことがありません。いつか街中も観光で行ってみたい…。

カタール航空のF1デカールの飛行機

成田からカタール・ドーハまでは安心のカタール航空。ドーハのハマド国際空港から、ヨルダンの首都アンマンまでは ロイヤル・ヨルダン航空という初めて利用する航空会社でした。

機内食は「ん?」というクオリティでした(笑) CAが空いている客席に座って休憩していたり、子供が機内を走り回っていたりと、久しぶりに異国感を感じた旅でした。

ロイヤル・ヨルダン航空の機内食

乗継含め約18時間の行程を完遂し、なんとか念願のヨルダンに到着。久しぶりの長時間フライトは本当にきつかったです!!

ロイヤル・ヨルダン航空の機体の多くは真っ黒のカラーでした。カッコいい!!

クィーンアリア国際空港のロイヤル・ヨルダン航空の機体

入国審査では「ビザ出して」と言われて少しドキッとしましたが、日本のパスポートだから不要だよねと確認したところ、上司みたいな人に確認後に無事入国できました。聞かれたことは宿泊予定のホテルくらいで、一泊目のホテルだけ伝えたら問題ありませんでした。

その後、待っていてくれた同期隊員と再会したのち、現地でのSIMカードを購入するため通信会社のカウンターへ。umniahというキャリアの10GBくらいのプランが最も安く10JD(ヨルダンディナール)ほどでした。(≒約2300円)

クイーンアリア国際空港

アンマン市内へ

空港に降り立つと、マイクロバスのような乗り合いバスでアンマン市内まで向かいました。空港から市内までは30分~40分くらいかかります。バスはJD3.3(約700円)、タクシーだとJD15~20(約4,000円~5,000円)くらいです。

今回はアラビア語が堪能な現地隊員のおかげでバスに乗れましたが、現地の方しか乗っていないし、降車方法もよく分からなかったので、観光客はウーバーでホテルまで送り届けてもらう方が無難かもしれません。

空港からアンマン市内までの道

空港周辺の様子は、ある意味イメージ通りの砂漠の景色が広がっています。降水量が少ないこの地域では、ほとんど雲一つない晴天を見ることができるので、気分もとても上がっていました。

同期隊員に連れ添ってもらってホテル周辺で降車し、歩いて予約していたホテルに向かいました。宿泊したのは「Panda Hotel Apartments」というホテル。少し古めの安ホテルですが、立地がよくスタッフも親切で、リビングとベッドルームが分かれているのに破格の5,000円ほどでした。

アンマンのクイーンアリア国際空港周辺の様子

この日は早速同期隊員にアンマン市内を案内してもらいました!アラブの独特な雰囲気を感じれる楽しい街でした。次回以降で、訪れた各都市の魅力をお伝えしていきたいと思います。

ではまた!

アンマン市内の街並み

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Posted by Terabow42