【後編】やっぱりFormula1は最高だ!

こんにちは!てらぼーです。
3年ぶり3回目のF1日本グランプリ。前編では興奮冷めやらぬ鈴鹿サーキットの会場の雰囲気を紹介しましたが、今回はレースの様子をお伝えしたいと思います。
▽前編の記事はこちらから▽
世界最高のサーキットで行われる、世界最速レースの熱狂をぜひご覧ください!

初日のフリープラクティス
3日間で行われるF1の初日は、フリープラクティスと呼ばれる練習走行が午前・午後で2回行われます。金曜日に行われることもあり毎年入場数は少なめなのですが、今年は例年の決勝日くらい混雑していました。

やはりトップチームに日本人ドライバーが所属しているというのが影響しているのか、本当に多くのファンが初日からF1観戦を楽しんでいました。
初日のフリープラクティスは自由席なので、移動しながらいろいろな角度で観戦を楽しみました。まずはS字コーナーが見えるところから観戦します。早速角田選手がレッドブルレーシングのクルマで走り抜けます。

今年からフェラーリに移籍した、最多年間優勝回数を誇るルイス・ハミルトンも見ることができました。赤い車の彼の姿はなんだか新鮮でした。
F1カーはものすごい速さで去っていくので、ドライバーを見分けるのは意外と難しいのですが、黄色のヘルメットなのでとても見つけやすかったです。

やはり久しぶりの生観戦でF1カーのサウンドを聞くと、放送で観るのとは全く別の興奮があります。そのエンジン音とスピードは大迫力です。
現地観戦はレース展開を把握したり、別地点の映像を観たりすることは難しいというデメリットはあるのですが、やはり現地ならではの良さがあると感じました。

F1では公式セッションの合間に前座レースが行われることがあります。初日のFP1終了後、ポルシェカップのフリープラクティスが行われていました。
せっかくなので席を移動し、S字コーナーをFP1の席とは反対側から眺めることにしました。角度が変わるとクルマの見え方が全く変わって面白いです。

前座と言っても、プロのドライバーが運転するハイレベルのレース。F1に劣らない迫力があり、モータースポーツ好きなら楽しめるコンテンツとなっています。
ユニークなカラーリングや箱車ならではの展開などもあり、F1目当てで来場したファンも楽しんでいました。

FP2ではさらに奥まで歩いて、西エリアの方まで移動しました。こちらは長年F1を愛してきた"真のF1オタク"なオジサンが多い印象で、みんな真剣にレースを見守っていました。
こちらのエリアに来るのは初めてでしたが、意外と屋台なども充実していて、レースも観やすい席が多いな~という印象でした。

席によってはクルマが一瞬で通り抜けてしまうところもあれば、減速してゆっくり抜けていくところもあります。
結局はどんなシーンを観たいかで選ぶべきシートはかなり変わってくるので、席選びはとても重要だと再認識しました。

2日目のFP3と予選
2日目からは割り当てられた指定席から観戦することになります。今回選んだ座席はS字コーナー付近のDシート上段。過去2回はメインストレートのスタンド席でしたが、今回初めてスタンド外の席を選びました。

チケット購入時にできるだけ上段の席を探した結果、上から2段目のかなり見晴らしの良い席(\37,000)を入手することができました。
毎年のように値上がりするF1チケットですが、意外とコストパフォーマンスの良いところを選べたのではないかと思っています。

午前中は3回目のフリープラクティス。各チームはレースペースの周回をこなす場面も多くなり、緊張感が漂います。
同じ席でも見える範囲が広かったので、車の見える角度が多く、スタンドでは味わえない楽しみがあることに気づきました。

FP3が終わると、ついにグリッド順を決める予選セッションが始まります。しかし、ここでちょっとしたトラブルが…。
この日は非常に乾燥していたこともあり、F1カーがとばす火の粉が芝に燃え移りボヤが発生することが…。そのたびにセッションが中断され、マーシャルが出動する事態になっていました。

それでも何とか予選が行われ、数回の芝生の火災で中断がありながらもセッションが完了。クルマの調子が良いとは言えないレッドブルレーシングのマックス・フェルスタッペン選手がポールポジションを獲得しました。
チーム移籍後初陣となった角田選手は残念ながらQ2敗退。しかし、彼が観客先の前を通過するたびに、かなりの声援が飛んでいました。

最終日の鈴鹿サーキット
3日目のF1公式セッションは決勝レースのみ。予選の順位でグリッドに並び、53周のレースが行われます。この日はやはり1日目2日目以上にファンが訪れていました。

最終日の午前中はフェラーリの前座レースがありました。ポルシェとはまた違った車体のカッコよさ。各車のカラーリングもとてもかっこよかったです。
しかも、このレースは有名な女性ドライバー小山美姫が優勝したこともあり、会場もかなりの盛り上がりを見せていました。

お昼になるとドライバーパレードが始まります。レギュラードライバーたちが、トラックに乗ってサーキットを一周。
ドライバーたちは観客席に向かって手を振ってくれたりするので、通過する瞬間は観客たちも大盛り上がりでした。

そして、ホンダのスポンサーを受けるレッドブルのドライバーたちは特別待遇でパレードに出演します。一人に一台のスポーツカーが与えられサーキットを一周しました。
レッドブルレーシングの角田選手もその一人。観客たちにずっと手を振ってくれていました。唯一の日本人ドライバーということもあり大人気でした。

その後はスターティンググリッドで国歌斉唱をはじめとするセレモニーがありますが、自席からは見えないのでご飯を食べながらスタートまで待機…。
そしていよいよレースが始まります。フォーメーションラップで各車がサーキットに出てくるだけで、緊張感とともに会場の雰囲気が高まります。

スタートは特に混乱なくレースが始まりました。朝に雨が降りましたが、決勝までには路面が乾き、各車はドライタイヤでした。
角田選手は終始後方でのレース展開となりましたが、慣れないクルマで奮闘する姿に多くのファンが声援を送っていました。

そして、特に変わったレース展開がないまま、角田選手のチームメイトであるマックス・フェルスタッペン選手がポールトゥウィンを果たしました。
正直、テレビで見ていたらつまらないレース展開だったと思いますが、現地で会場の雰囲気や車のサウンドを直に聞くことができとても楽しかったです!

F1はチケット代が高かったり、体力的にしんどかったりするのですが、やっぱり生観戦は最高だと思い直した3日間でした!
またいつか鈴鹿サーキットに戻ってきたいです!ではまた!

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