日本に全く劣らないケニアの温泉とは…!?
<ケニア生活172日目>
Chamgei!
こんにちは、てらぼー(@terabow42)です!
ケニアに住んでいて、とっても恋しくなること。
それは、温泉です!!
日本にいたとき、月1回はどこかの温泉地に行っていたほど温泉好きの私ですが、ケニアに来てからは温かいお湯に浸かれていません…。ケニアの家は基本的にシャワーしかついておらず、浴槽に入るという文化はないためです。
しかも、私の住んでいるカプサベットは標高2,000mの高地にあり、朝晩は非常に冷え込むことから、なおさら温泉が恋しくなります。
そんな私にとって、ケニアに来る前から注目していたのが、ナイバシャの温泉施設でした。ついに行ってきたので、紹介したいと思います!!
ナイバシャの温泉施設とは
温泉施設は、正確にはナイバシャタウンから車で約1時間ほどのところにある、ナクル郡のオルカリア(Olkaria)という場所に位置しています。アフリカで最初の地熱発電所が建設された場所で、ケニアの電力を支えている土地でもあります。そのため、JICAも地元電力会社KenGenとともに事業を展開してきた場所であり、インフラ面でも非常に重要な拠点となっています。
そんな土地を活かして運営されているのが、“Mvuke Spa Geothermal Spa"です。
周囲に野生動物がいるほどの自然豊かな場所に巨大な施設が広がっています。価格設定は意外と強気で、国立公園以上の金額です。
市民 | 居住者 | 外国人 |
---|---|---|
Ksh400 | Ksh1,000 | Ksh1,800 |
※Ksh1≒\1
施設には比較的清潔なシャワーやトイレに加え、レストランも併設されていて、観光客や富裕層向けの施設に見えました。
温泉には水着を着用して入浴します。見た目は広いプールですが、アルカリ性の強いぬるぬるとした泉質です。浴槽もいくつかありますが、温泉が出ているのは一か所なので、場所によってかなり温度のムラがあります。
しかし、噴気孔付近は最高の湯加減でした!!
ナイバシャから遠いことやマタツなどの公共交通機関では来れないからなのか、非常に空いていて、特に朝は貸し切り状態でした。
温泉施設の様子
お昼ごろになるとケニア人もちらほら現れましたが、見ている限り我々と楽しみ方は全く違っていました。多くの人は自由に泳いだり、恋人とはしゃいでいたりと、どちらかというと日本の市民プールのような遊び方をしていました。
我々だけが噴気孔の周囲で全く動ずリラックスしていたので、彼らからすると異様な光景に思われたと思います(笑)
ただ、入浴方法が違っていても、みんなそれぞれとても楽しんでいるようだったので、なんかホッコリしました。
入浴施設の周辺は、かなり自然豊かで景色も最高です。すぐ近くでは煙が立ち上っており、迫力もあります。
この日はたまたますぐ近くの道路がサファリラリーの練習走行で使用されており、レース車の走行音も聞きながら入浴できるという最高の環境でした!!
▽サファリラリーの記事はこちらから▽
施設の周りも魅力だらけ
施設の唯一の弱点があるとしたら、交通の便が悪いことです。マタツなどの交通機関が周りを走っていないことに加え、タクシーを呼ぶこともできません。そのため行きはタクシーで来れたものの、帰りに交通難民になった我々は近くの街まで歩くことを試みました…。
しかし不幸中の幸いか、歩いている途中に野生のキリンを見ることができました!国立公園でもないのに、大型野生動物が普通にその辺にいるのはケニアならではの光景です。
さらにはイボイノシシやシマウマまで!!温泉に来ただけなのに、サファリ気分を味わえました。
幸い、道の途中で偶然通りかかったタクシーを拾うことができ、なんとかナイバシャタウンまで戻ってこれました…。
ナイバシャは気候もいいし、ショッピングモールもあるし、歩ける国立公園や綺麗な湖もあって、さらには温泉まであるという最高の街でした。移住したい…。
ケニアで一番好きな街になったので、今後何度も来る気がします…!!また、機会があれば紹介したいと思います!
では、Kwa heri!!!
▽次回の記事はこちらから▽
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