アフリカの日本食レストランは美味しい?!<ケニア・ナイロビの和食事情>
<ケニア生活21日目>
Habari yako~?
こんにちは、てらぼー(@terabow42)です!
海外に長期滞在したときに一番恋しくなるものの一つとして、必ず挙げられるのが日本食ですよね。
アフリカのケニアでもそれは例外ではありません。ナイロビに来てから、一カ月足らずですが、すでに同期の何人からは
「味噌汁飲みたい」とか…
「ラーメン食べたい」とか…
聞こえてきています…。
僕は、まだ日本食ロスにはなっていないのですが、いつかは食べたくなるんだろうなと思ったので、調査も兼ねてナイロビ市内の日本食レストランに行ってきました。
任地のカプサベット(ナンディカウンティ)は田舎で、日本食レストランはないと思うので、ナイロビに上京したときはお世話になろうと思います!!
YouTuberが経営する日本食レストラン?!
最初に訪れたのは、“CHECAFE-Japanese Restaurant"というレストラン。
Chekaはスワヒリ語で"笑う"という意味の動詞です。ここのオーナーは、JICA海外協力隊のOVとのこと。
この方は、“Cheka TV"というYouTubeチャンネルでも活動されていて、現時点で22万人のチャンネル登録者がいる大人気コンテンツとなっています。(本記事執筆時点)
協力隊の同期の中でも話題になるくらい面白い内容です。
(宣伝みたいになってますが、この方と顔見知りな訳ではないので、あくまで私の感想です…笑)
行ってみると、かなり広い敷地の中に半屋外の建物があり、チルい雰囲気を醸し出していました。
我々が行ったときには、中国人や欧米人の方も訪れていました。必ずしも日本人だけが訪れる場所ではないようです。
ここでは、気になったラーメンと餃子を注文しました。この2つで2,600KS(ケニアシリング)でした。
(だいたい1KS=1円です)
テンション上がって頼みすぎてしまったのもありますが、ケニアにしてはなかなかのお値段します…。ただ、たまにしか食べれないので、仕方ないですね…(笑)
早速餃子から…。
めっちゃ美味しい!!!
とてもジューシーで本物の日本の餃子の味でした!!!
タレもラー油もスーパーで売っている低クオリティのものではなく、日本の味でした。
続いてラーメン。
かなりこってりした太麺のラーメンでした!!
(細麺も選べます)
もやしや刻みねぎなど日本の食材も使われていて、美味しかったです。
チャーシューがびっくりするくらいたくさん入ってたけど、少し固かったかな…
スープは日本のラーメンというより、多少現地の方に合わせて味が濃くなっている印象でした。
でもかなり満足です。
ここでは他にも空揚げや、お刺身も食べれます。サーモンの刺身を一口食べましたが、めちゃくちゃ美味しかったです!!ケニアの東にモンバサという港があるので、おそらくそこから仕入れることができるんですね。
唐揚げも肉自体はケニア特有の固さがありますが、カラッと揚げてあり美味しかったです。UberEatsでの宅配も可能とのことでしたので、今度は別の料理も試してみたいと思います!
日本食材の販売もするレストラン?
もう一軒訪れたのは、”JINYA SHOKUDO”というレストラン。ガソリンスタンドに併設しているビルの中に構えるこじんまりとしたレストランでした。
メニューを見ると、CCHEKAFE以上に種類が豊富で、しかもリーズナブルでした。
このお店のご主人は、日本で修行をしたことのあるケニア人とのこと。メニューを見るだけでも、日本人のツボを的確に捉えている感じがあり、日本への愛を感じました(笑)
海鮮や寿司。
天ぷらやカレー。
うどんやそば、ラーメンなどもありました。
注文したのは、“焼肉丼"(900KS)。味噌汁もついてました。
気になる味ですが、美味しい!!
日本で自炊した時のような家庭の味でした。
特に美味しかったのが、ご飯。こっちに来てから、地元のパサパサ米を鍋で炊いていた我々にとって、ジャポニカ米は砂漠のオアシスのように感じました。
日本にいたころにあまり飲まなかった味噌汁も、こちらにきてから飲むと染みました。ワカメや豆腐がごちそうに見えます。
同期はラーメンを食べていました。
一口もらいましたが、こちらのラーメンはかなり日本のものに近かったです。
麺は若干コシがない海外特有のものでしたが、スープはとても美味しかったです。
チャーシューはとても柔らかく、ケニアに来てから初めて美味しい肉に出会いました。
(ケニアの肉は、スーパーでもレストランでも、基本日本のより固くあまりおいしくありません。)
とてもコスパがいいので、こちらもケニアにいる間はお世話になりそうです。
このお店は日本食材を販売する商店も経営しているらしく、この食堂から数百メートルのところにあるビルの一室にお店を構えています。
名前は、“Jinya Foods"(陣屋)。
普段よく行くスーパーでも、醤油や蕎麦など一部は買えるのですが、ここの品ぞろえは段違い。写真からも分かるようにみりんやマヨネーズなど、普段買えない日本メーカーのものが手に入ります。
↓こちらのコーナーではカレー粉や日本米が手に入ります。
奥に見えているのは野菜コーナーで、もやしやほうれん草などが並んでいました。
冷蔵コーナーでは、肉まんや角煮まん、抹茶アイスなどいろんな日本食がありました。
餃子やお赤飯、おこわなんかもありました。
調味料の価格は大体日本の5倍くらい。冷蔵・冷凍食品は日本と同じくらいの価格帯でしょうか。やはりお値段は張りますが、たまには良いかなと思える値段でした。
任地ではおそらく売られていないので、ナイロビで買いこんでから、着任しようと思います…(笑)
でもやっぱり、日本食が食べたい
冒頭でまだ日本食ロスにはなっていないと話しましたが、今回日本食レストランに行って、「また行きたいな~」と思ってしまいました。
やはり、生まれ育った故郷の味というのは忘れられないみたいです。(あと、マックも結構食べたいです…)
特にインスタグラムのストーリーなどで、友人が日本食を食べている動画を見ると羨ましくなります。
そんなときでも、ケニア(ナイロビに限る)で日本食レストランに行けば、何とか日本食にありつけるということは分かってよかったです。
ナイロビに行く機会は3カ月に1回程度はあるみたいなので、毎回行くことになりそう…。ちなみに私の大好きな焼きそばはレストランでもスーパーでもいまだに見かけていません。
あー、焼きそばたべたい…
では、Kwa heri!!!
▽次回の記事はこちらから▽
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