ナイロビの世にも奇妙な”列車が通過するゴルフ場”とは?
<ケニア生活395日目>
Chamgei!
こんにちは、てらぼー(@terabow42)です!
ケニアに来てから1年経過時に行われる中間報告会と健康診断で首都ナイロビに行ってきました。今回は長期滞在であり、かつ週末を挟む日程だったので、久しぶりにナイロビでゴルフをしてきました!
今回訪れたゴルフ場は日本では絶対にあり得ないユニークな風景があり、かつ値段の割には綺麗に整備されていたので、お気に入りのコースの一つとなりました。ケニアでのゴルフの様子をぜひご覧ください!!
列車が通過するゴルフ場?
今回訪れたのは「KENYA RAILWAY GOLF COURSE」というゴルフ場。ナイロビの中心部にほど近い、便利な場所に位置しており、都会の景色と自然が融合した綺麗な景観を楽しむことができます。
そして、なんといってもこのゴルフ場の名物は「そんなのあり?!」と思わせる景観。タイトルを見て「!?」となった方もいるかもしれませんが、本当にゴルフ場内を列車が通過します。
ナイロビから西部都市にかけて列車が運行しているのですが、その線路がゴルフ場内に敷かれているのです。線路はむき出しの状態なので、列車が通過する際はプレーをやめて少し待つ必要があります。そこまで本数は多くないのでプレーに支障が出ることは少ないですが、日本では絶対見れない光景です。
こんな感じなのでコースが割と荒れているのかなと思ったのですが、実際はこれまで訪れたケニアのコースの中で最も綺麗に整備されていました。その影響もあってか、行った日はお客さんでいっぱい。日本のゴルフ場並みに繁盛しているコースはケニアで初めて見ました。
プレイしている方たちはかなりレベルが高そうで、中には明らかにプロレベルのプレイヤーもいました。これまでとは違い、ドレスコードも他に比べて厳しいため、未経験者には少し敷居は高めかもしれません。
ただ立地や整備状況を考慮するとお手頃な価格で、コスパはかなり良さそうでした。キャディ付きで、かつゴルフ道具を一式レンタルしたうえで、18H総額Ksh6,500(約6,500円)ほどでした。頻繁に貸し切りのコンペが開催されているようなので、行く前に電話して予約したほうが無難そうです。
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充実した施設
このゴルフ場はレストランやバーの他、綺麗な更衣室とシャワーを備えており、日本人でも安心して利用できるほどの清潔さがありました。さらにケニアでは珍しく、打ちっぱなしの練習場も備わっていました。
打ちっぱなしにはバンカーもありました。ケニアとは思えないほどの施設の充実度です。都会のビル群の中でぶっ放すのはとても気持ちが良かったです。
その隣にはパターの練習場も。これとは別に、ちゃんと整備されているパター専用の練習場スペースもありました。
コンペが行われている場合でもこれらの練習場は利用可能なので、ナイロビに住んでいればフラっと練習しに来るのもアリかもしれません。
いざコースへ
このゴルフ場にはコースが9つしかないため、18Hをプレイするには2周することになります。今回は時間もあったので、18Hを周りました。(前半3,194y、後半3,155y)
平坦な場所にあると思いきや、コースの中には傾斜がまあまああり、コース幅が狭いのが印象的でした。池やバンカーなどの障害物も多く、これまで行ったケニアのゴルフ場の中では難易度は高めだと思います。そのせいか、大したスコアも持っていない初心者なのに、初めてベストスコアを出すことができませんでした…。
ナイロビは乾季に入っていたこともあり、日差しが強く暑い中でのラウンドとなりました。(特に今年は暑いらしい…)
中には高速道路のすぐ横に位置するホールも。一応フェンスはあるものの、少し間違えたらコース外に出てしまうような場所にあります。ケニアらしいなと思いながらも少しヒヤヒヤしました(笑)
コース内には池やバンカーなどの障害物も多く、列車が通るようなところに良くこんな本格的なコースを作れたな…と感心しっぱなしでした…。
ゴルフ場の外に見える高層ビルもある意味ではケニアらしくない景色で、新宿御苑の風景を思い起こさせました。
運動不足の身体に鞭を打ち、何とか18Hすべてを完走。スコアは散々でしたが、久しぶりに会った隊員仲間たちとのゴルフを存分に楽しむことができました!
コースはとても綺麗だし、立地や値段を考えてもとてもコスパが良いので、またリベンジしに行きたいです!
では、Kwa heri!!!
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