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【ケニアに来たらこれを試せ!】居住者が教えるケニアのオススメとは!?

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【ケニアに来たらこれを試せ!】居住者が教えるケニアのオススメとは!?

<ケニア生活147日目>
Chamgei!
こんにちは、てらぼー(@terabow42)です!

てらぼーの旅ブログ

突然ですが、ケニアと聞いて思い浮かぶものはなんですか?おそらく、サファリ・マラソン・マサイ族…とかだと思います。

観光地だったり、文化だったり、スポーツだったりで有名なものはありますが、食事において何かを思い浮かべることができる人は少ないのではないでしょうか…。

実際に生活してみると、日本人にとってはケニアのすべてが物足りないと感じるのは事実です。しかし、極稀にですが、「めっちゃいいじゃん!」と思えるものが、本当にたま~にですが、見つかることがあります。

そんな、あまり知られていないけど、ケニアに来たら試してほしいモノを今回は紹介したいと思います!!

カレンジンの伝統的な牛乳ムルシック
ケニアのカレンジン族に伝わる伝統的な牛乳"Mursik(ムルシック)"

ニャマチョマ

ニャマチョマ(nyamachoma) はケニア式の焼肉みたいなもの。スワヒリ語でnyama(肉)+choma(焼く)という意味で、ケニアで最も人気な郷土料理です。

しかし日本の焼肉とは全く違い、好きな肉を事前に選び店の人に調理してもらってから、ウガリやスクマウィキと一緒に食べます。

これをなぜ試してほしいかというと、日本では食べれないようなお肉を食べることができるからです!

いくつかオススメを紹介します。

ロンディアー二のニャマチョマ屋

ヤギ肉

ヤギの肉というと、あまり日本人には馴染みがないですよね。

でも、ここケニアでは最もポピュラーなお肉です。値段もそこそこ安く、どんなに田舎のニャマチョマ屋でも手に入れることができます。※ケニアでは、牛肉→ヤギ肉→鶏肉の順に値段が上がります。場所によっては、羊肉や豚肉を食べることもできます。

ロンディアー二のヤギ

気になる味ですが、とても美味しいです!

私はどのお肉よりも好きになってしまいました。例えると、牛肉より少しクセがあるものの羊肉ほどではなく、とても柔らかいです。

ニャマチョマのヤギ肉

自分で調理する場合も、特に準備は必要ないので、その辺のブッチェリーと呼ばれる肉屋で購入し、夜ご飯のおかずにしています!

カプサベットのレバーが食べれるニャマチョマ屋

レバー

ケニアの料理は基本的に何か物足りないような食事ばかりなので、本当に日本食の凄さを実感してしまいます。

ただ、唯一日本を超えているな~と思うのが、"レバー"です。

ケニアのニャマチョマのレバー

レバー嫌いだった私も、ケニアに来てからは大好きになってしまいました。というのも、ケニアのレバーはめちゃくちゃ甘くて、一切のクセがないのです!見た目は日本のレバーとそのまま同じなので、最初に食べたときは何とも不思議な感覚でした。

なぜこんなにも日本のレバーと味が違うのかは全く分かりません。詳しい人教えてください…(笑)

ただ、レバーはどこのニャマチョマ屋でも食べれるわけではなく、提供していてもあまり量は多くありません。しかも、提供まで割と時間がかかります。なので、私が食べるときは、行きつけの店に電話して予約を取り付けてから、店に向かうようにしています。

食べたいときは、事前確認しておくことをお勧めします。

ニャマチョマのレバーの調理方法

牛タン

日本では大人気の牛タンですが、ケニアでは若干ゲテモノ的な扱いをされています。ただ、その人気のなさのおかげか、ケニアでは安価に手に入れることができます。

その値段は、一頭分のタン丸々1つあたり、Ksh400~1,000くらい。(大きさにもよります)

一頭分のタンで1~1.5kgあると言われているので、日本とは比較にならないほど安いです。

ケニアで購入した牛タン

なので、ケニアではお腹いっぱい牛タンを食べるという贅沢な食べ方ができます。

ただ、デメリットがあるとしたら、その下準備を自分でしなければいけない点。レストランなどでは提供しないため、肉屋で購入して皮などは自分で剥ぐ必要があります。大体、30分から1時間ほどかかります。

牛タンの下準備

しかも、希少部位ということもあり、ケニアでもレア。肉屋に行けばいつでも手に入るわけではありません。

私も赴任当初は、同僚にタンを提供している肉屋を探してもらい、やっとのことで手に入れました。その後も、欲しいときは彼らに電話で予約をして入手しています。

あと、嘘かホントか確信を持てないのですが、同僚曰く「女性が動物の舌を食べること」はケニアではタブー視されているらしいです。念のため、確認したほうがいいかもしれません。

ケニアの牛タンと白米

アフィアジュース

ケニアは気候が温暖ということもあり、良質なフルーツが安価で手に入ります。だから、さぞかし市販されているフルーツジュースが美味しいだろうと思いきや、大体のジュースはとてもマズいです。

ただ、1つ美味しいものがあるとすれば、“Afia(アフィア)"のジュースです。

ケニアのAfiaジュース

見た目は、いかにも化学物質が入ってそうな色をしていて、めちゃくちゃ甘そう。甘いものが苦手な私は、最初同僚に勧められてしぶしぶ飲みました。

が、実はこれがめちゃくちゃすっきりした飲み口なのです!

果汁100%ではありませんが、フルーツの味を楽しみながらも、あまり甘さがしつこくないので沢山飲めてしまいます。しかも種類が豊富なのでぜひ試してほしいです。私のオススメはミックスジュースです。

ロイコ

ROYCOは、ケニアの家庭では必須の不思議な調味料。見た目は"白い粉"なのですが、水に混ざると赤っぽい色になります。

ケニアの不思議調味料Royco

ムチュズィやキャベジなどのケニア料理にはほとんど入っており、なかなか美味しいです。逆に言えば、これさえ加えれば、どんな料理もケニア料理になります。

これが、数百円で安く手に入るので、ほとんどの家庭で使われています。手軽にケニア料理を作ってみたいと思っている方は、ぜひ使ってみることをお勧めします。

ケニアの家庭料理

紅茶

ケニア西部の高地でよく栽培されているのが、紅茶です。

豊富な降水量と涼しい気候はお茶の栽培に適していて、特にケリチョ郡やナンディ郡ではとても綺麗な茶畑の光景が広がっています。

ナンディヒルズの茶畑

ケニア人はほぼすべての人が、コーヒーよりお茶派。砂糖と牛乳をたっぷり入れて飲むのがケニア流です。

ケニア人の家に招かれたら必ず出てきますし、ほとんどの職場では朝のティータイムでこの甘いミルクティーを飲む時間があります。

KANAWASCO_ナンディティー

正直、ケニア流の淹れ方は日本人にとっては甘すぎる気はします。なので、私はよく砂糖も牛乳も入れずに飲んでいますが、そのままでもとても美味しいです。

しかも、値段もとても安く、100パックで200円程度とコーヒーに比べてはるかに安く手に入れることができます。

ケリチョゴールドとナンディティー

このように、料理の質が悪いケニアでも、探せば少しは魅力的な食べ物・飲み物にありつけます。
ぜひ、ケニアに来たら試してみてくださいね!!!

では、Kwa heri!!!

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