ケニアの田舎町サバティアの魅力とは?
<ケニア生活402日目>
Chamgei!
こんにちは、てらぼー(@terabow42)です!
先日、久しぶりに他のJICA海外協力隊員の任地にお邪魔しました。そこはこれまで訪れたケニアの街の中でも、トップクラスの田舎でしたが、とても穏やかで素敵な場所でした。
アフリカの田舎の様子をぜひご覧ください!
田舎町サバティアはどんなところ?
今回訪れたのは農業系の先輩隊員が活動されているビヒガ(Vihiga)カウンティのサバティア(Sabatia)という町。ウガリ大好きで有名なルヤ族のコミュニティに属している場所です。
今回訪れた目的は、ここで活動されている先輩隊員が帰国間近ということもあり、駆け込みで任地を見学させてもらうため。(+帰国に際して不要になった物をいくつかいただくため…)
私の任地からは比較的大きい都市のカカメガやキスムに行く途中にある街。そのため、これらの都市に行く途中で通ったことは何度もあったものの、機会がなく行けていませんでした。距離的には車で1時間もかからない場所にあり、最も近い隊員の任地の一つです。そのため、マタツ嫌いな私にとっても何とか日帰りで行くことができました。
ケニアの田舎町の景色
事前に相当な田舎であることは聞いていましたが、近づくにつれてそれが本当の事であることを段々実感しました。サバティアに近づくと建物や人の数が一気に減り、ほのぼのとした景色に変わっていきます。
運よくノンストップのマタツに乗ることができ、約50分ほどでサバティアに到着しました。到着して降ろされた場所は、車が1台も停止していないような道の途中。一般的なケニアの町では、どんな小さい場所でも、マタツステージと呼ばれる車が集まった停留所のような場所があるのですが、ここは車どころか人さえあまりいませんでした。
行く前に、同僚に「サバティアってどんなところ?」と聞いたら「有名な眼科の病院があるよ」と言っていたのですが、その病院は降りてすぐのところにありました。見渡した感じだと、この建物がこの周辺で一番大きそうでした。
普通のマタツを想定し、2時間くらいかかることを計算して出発したので、先輩隊員との待ち合わせ時間よりかなり早く着いてしまった私はどうやって時間を潰そうか…と途方に暮れてしまいました。道端ですれ違った人に時間を潰せる場所がないか確認したところ、レストランがあるとのことだったので、結局そちらでお昼ご飯とチャイをいただいていました。
あとから先輩隊員に聞いたところ、レストランはこの町で一つだけとのこと。マトゥンボ(ホルモンのようなもの。スワヒリ語でお腹という意味)とウガリを注文しました。久しぶりにケニア料理を食べたのですが、たまにだと美味しく感じますね!
街歩きをしてみて
サバティアは以前紹介したシャマホホから車で10分ほどのところに位置しており、住む部族も一緒です。シャマホホに行ったときは、「全員パリピなの?!」ってくらいおしゃべり好きでフレンドリーな方が多かったので、今回も似たような感じかな…と身構えて行きました(笑)
しかし、サバティアの方々はとても穏やかで優しい感じの印象でした。こんなに距離が近くても、ここまで違いが顕著に表れるのか…と驚きました。そして、記事ではシャマホホの事を「小さな田舎町」と紹介してしまいましたが、サバティアの方が圧倒的に小さい街でした…!!勉強不足ですみません…。
▽シャマホホの記事はこちらから▽
少しだけ先輩隊員の農家さんへの離任挨拶に付き添いさせていただきました。道を一本入ると自然豊かな景色が広がっていて、とてもホッコリします。標高が私の任地より少し下がる分、気温も高いのでフルーツなどの木も多く、種類が豊富な印象を受けました。農家さんたちは、突然訪れた私に対してもとても温かく迎えてくれてありがたかったです。
先輩隊員は餞別の品としてリュック一杯のバナナを貰っていて、とても信頼されているようでした。やはり先輩隊員たちは偉大です…。(私は同僚に対して結構強く当たってしまうので、離任するときも絶対こんなことされない…笑)
先輩隊員の家に少しだけお邪魔させていただいたときは、大家さんにマトケ(調理用バナナ)とチャイをいただきました。このチャイが、ケニアに来て一番美味しかったです!なんかスパイス?のようなものが混ざっている味がしました。(写真撮っておけばよかった…)
短い滞在でしたが、多くの町では見ることができないザ・ケニアの農村風景に癒されっぱなしでした。ぜひまた遊びに行きたいです!!
では、Kwa heri!!!
▽次回の記事はこちらから▽
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