“オランダらしさ”をたくさん感じたアムステルダム郊外旅行記!
<ケニア生活344日目>
Chamgei!
こんにちは、てらぼー(@terabow42)です!
任国外旅行でエジプト・オランダ・ベルギーと渡航した私は、飛行機の都合で再度アムステルダムに帰ってきました。オランダ到着直後は中心街のみを観光しましたが、今回は郊外を中心に周遊しました。
任国外旅行最後の観光の様子をぜひご覧ください!
▽アムステルダム中心街の旅行記事はこちらから▽
アムステルダム郊外の見どころとは
アムステルダム中心街は、美術館や飾り窓地区などに代表的な観光地が集まっています。一方、郊外でもたくさんの見どころがありました。
それぞれの観光地はアムステルダム中央駅からかなり離れている場所もありましたが、交通機関がしっかり整備されていたので、ストレスなく観光できました。
唯一の困りごとは、物価が非常に高いこと。それは交通機関でも同じです。一度、空港から2駅離れたホテルまで、5分ほどバスに乗っただけで約900円(€6)が引き落とされていて驚いてしまいました。
そんな私が旅行で使ったのが、アムステルダム・トラベルチケット(Amsterdam Travel Ticket)という乗車券です。水色(アムステルダム中心街のみ)と赤色(アムステルダム全域)の2種類があり、購入した期間内は全ての交通機関が乗り放題になります。
チケット | 色 | 値段 |
---|---|---|
アムステルダム・トラベルチケット (Amsterdam Travel Ticket) | 水色 | 1日券:€17 2日券:€22.5 3日券:€28 |
アムステルダム・リージョントラベルチケット (Amsterdam Region Travel Ticket) | 赤色 | 1日券:€19.5 2日券:€28 3日券:€36.5 |
空港の出口を出たところにある移動販売車でチケットを購入しました。オンラインでも買えるみたいです。
アムステルダムは電車・バス・トラム・水上バスなど様々な交通手段があり、それぞれ会社が違うこともあるので、別々に乗車するとかなりのお金がかかります。しかし、このチケットは範囲内であればIC(インターシティ・ダイレクト)などをはじめとする全ての交通手段に乗ることができました!
アムステルダムの風車村
オランダといえば、風車を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。有名なのは、ロッテルダム近郊にある世界遺産キンデルダイク(Kinderdijk)です。
▽キンデルダイクの記事はこちらから▽
ただ、実はアムステルダムにも風車村があります。それが、ザーンセ・スカンス(Zaanse Schans)という風車村です。アムステルダム中央駅からは、電車やバスを使って30分ほどで行くことができます。
行く前までは、"キンデルダイクに行く余裕がない人が、アムステルダム内で風車村の雰囲気を感じるために行く場所"くらいの認識でいたのですが、想像以上に魅力的な場所で驚きました。キンデルダイク以上にお店が充実しており、むしろこっちの方が楽しめるんじゃないかってくらい観光地化されていました(笑)
風車村自体の入場料は無料で、風車村博物館と風車内見学にはチケットが必要です。キンデルダイクで風車内見学はしたので、今回は入りませんでした。
ただ風車村内はとても広いので、歩いているだけでも風景を楽しむことができます。自分以外の観光客も半分以上はチケットを購入せずに楽しんでいるように見えました。
またこの風車村は、風車以外の施設もかなり充実しています。お土産屋をはじめ、チーズや木靴、コーヒーショップなど様々な種類の売店がありました。チーズはかなりたくさんの種類を試食することができ、どれもめちゃくちゃ美味しかったです!
木靴のショップは所狭しと工芸品が並べられている他、中は木靴の博物館になっており、歴史や昔の展示品などを見ることができました。
この風車村は、風車以外にもヨーロッパ風の建物や公園が立ち並んでいて、どこを歩いていても美しい景色が広がっていました。キンデルダイクより観光客向けの空間になっていて、人も多かったです。
天気が悪かったことだけが残念でしたが、運河沿いに広がる風車群は圧巻の景色でした。運河には船が通る時だけ開く現役の可動式橋があったり、街中にまで風車があったりと見どころ満載の場所でした。
オランダを気軽に感じることができる魅力的な場所なので、ぜひ時間に余裕をもって訪れることをオススメします!
オシャレなヨーロッパのお城
続いて訪れたのは、ムイデン城(Muiderslot)です。13世紀に建設された立派なヨーロッパの城で、城内は当時の展示物が多数ある博物館となっています。
アムステルダム中央駅から東側に20kmほどの場所にあり、車なら30分ほどで訪れることができます。ただ、公共交通機関でのアクセスは非常に悪く、最寄りのバス停が約1km離れておりバス本数もかなり少ないです。
バスの時間が合わないと、別のバス停からは2km以上歩くことになります。ただ、道のりは湖沿いの港町になっており、オランダらしい美しい街並みを見ることができるので、これはこれで楽しい散歩になります。
チケットは入場口で大人€17.5でした。無料のオーディオガイド(日本語なし)を借りることができます。中々のお値段ですが、コンテンツの充実度を見ると納得の価格でした!
城内にはお城に加え、美しい庭園があります。庭はとても広く、野菜が栽培されている菜園や珍しい植物が植えられたガーデンがありました。目玉は、植物のアーケードとなっている「緑のトンネル」です。とても綺麗でした!
城内の博物館も、びっくりするくらい充実していました。当時の様子が再現された部屋や展示物がある他、武器や鎧なども多数飾られていました。
簡単なゲームをプレイできたり、武器や甲冑のレプリカを触ったり着れたりする場所もあったので、子供も楽しめる空間になっていました。全部をゆっくり見ると約2~3時間くらいかかると思います。
ムイデン城は展望台も多くあり、そこから見えるお堀や港町の景色もとても綺麗です。お堀内には白鳥が泳いでいたり、大砲のレプリカがあったり、歩いているだけでもヨーロッパを感じることができる情景がありました。
この日は運良く、冬のオランダの数少ない晴天だったので、特に美しい街並みを見ることができました!
アクセスが悪いからなのか、魅力の割に観光客がかなり少なかったです。ただ、ヨーロッパの歴史や建物を感じたい人にとっては、苦労してでも行くべき観光地だと思います。
最後には城と虹の美しいコンビネーションを見ることができました。アムステルダムで時間があれば、ぜひ行ってみてください!
オランダのサーキット
オランダに来て密かに行こうと考えていた場所が、ザントフォールト・サーキット(Circuit Zandvoort)です。
サーキットはアムステルダム中央駅から電車・バスを使って1時間ほどの場所にあります。北海の海沿いにあるため、ビーチもありました。当日は一日中雨でかなり寒かったので、海水浴どころではなかったですが…笑
普通の人にとっては、かなりマニアックな目的地だと思いますが、モータースポーツファンの私にとってはどうしても見ておきたい場所でした。
というのも、このサーキットはF1オランダグランプリの舞台となっており、バンク角の大きい特徴的なコースとして人気を集めています。さらにF1現チャンピオンはオランダ人ドライバーということもあり、大きなモータースポーツ人気を博しているこの国のサーキットにはかなり興味がありました。
当日は平日にもかかわらず、プライベートレーサーたちのレースが行われていました。寒さと大雨の影響で関係者以外は自分以外いなさそうでした(笑)
ただ、有名なバンクを走行しているレーシングカーを観ることができ大満足でした!
観客席からは、想像以上にコース全体を見渡すことができました。上階席だとストレートの奥からしっかりと車を見渡すことができます。
今回はタイムアタックでしたが、レースだったらもっと面白いんだろうな~と思いました。いつかF1をこのサーキットで観てみたいです…。
サーキット内にはオフィシャルショップもあるようなのですが、道が水没していたので今回は諦めました…。先述した現世界チャンピオンのマックス・フェルスタッペン選手はサーキット入口でようやく見ることができました。
フェルスタッペン選手はオランダの英雄だとばかり思っていたので、日本の大谷翔平選手のような扱いをされていると想像していたのですが、このサーキットに限らず国内で彼の広告は一度も見ませんでした…。F1はオランダであまり人気ないのでしょうか…。
ともあれ、画面の向こう側でいつも見ていたお気に入りのサーキットを実物で見れて大満足でした!
こんな感じでアムステルダム郊外の街歩きをしていきましたが、中心街とはまた違った魅力がありとても楽しむことができました!オランダのことをまた好きになれたので、いつかこの国に戻ってきたいです!
では、Kwa heri!!!
▽次回の記事はこちらから▽
Discussion
New Comments
No comments yet. Be the first one!