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ベルギー第3の都市、花の都ヘントの魅力とは

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ベルギー第3の都市、花の都ヘントの魅力とは

<ケニア生活340日目>
Chamgei!
こんにちは、てらぼー(@terabow42)です!

てらぼーの旅ブログ

任国外旅行でベルギーを訪れた私は、首都ブリュッセルを離れ、第3の都市ヘント(Gent)に行ってきました!フラっと訪れた場所でしたが、他都市と雰囲気がガラッと変わり、とても美しい街でした。

花の都ヘントの街並みをぜひご覧ください!

▽ブリュッセルの旅行記事はこちらから▽

ヘントはどんな街?

ヘント(ゲントとかガントとか呼ぶ人もいる)は、ベルギー第3の都市として栄える街です。花の都という異名を持ち、現代と中世の街並みが融合した美しい景観が特徴の都市です。

街全体がヨーロッパらしい景色である他、世界遺産が複数点在しています。

ベルギーのヘントの街並み

私はベルギーに2泊3日の旅行期間を割り当てていたのですが、到着してからブリュッセルが1日あれば十分であることを知り、時間が余ってしまうということでこの街に来ました。

ブリュッセルからは鉄道(インターシティ・ダイレクト)でわずか30分ほど。この近さもいくつかの候補地の中で、この街を選んだ理由でした。チケットは当日購入で片道€12.9でした。鉄道の駅がすでにオシャレでした(笑)

ベルギーのヘントの駅構内

ヘントの観光地はある程度一か所にまとまっていますが、駅からは少し距離があります。そのため、ゲント・セント・ピータース駅から観光地である旧市街までは、運航しているトラム(路面電車)を利用しました。

駅を出てすぐのところにトラムの駅があり、その周りにある自動販売機でチケットを購入します。片道€2.5でした。乗車時にチケットを印字機械に通したら、乗車することができました。

ベルギーのヘントの駅舎

10分ほどトラムに乗ると旧市街に到着します。降り立つと、どこを切り取ってもヨーロッパらしい建築と美しい街並みがありました。まるでタイムスリップしたような錯覚を起こします。

ほとんどの観光地は降車した場所から徒歩圏内にあるため、とても観光しやすかったです。天気が悪いことだけが、少し残念でした…。

ヘントの旧市街の街並み

ヘントで観光すべき場所

ヘントには世界遺産を始め、見るべき観光地がたくさんありました!

私がまず向かったのは、聖ミカエル橋(Sint-Michielsbrug)です。橋自体は特に特別なものではないですが、ここからレイエ川とグラスレイ(Graslei)コーレンレイ(Korenlei)の有名な通りを見渡すことができます。

川沿いに所狭しと並ぶギルドハウスは圧巻です。川ではボートツアーも運航しているので、船に乗りながら景色を楽しむこともできます。

ヘントのレイエ川の景色

ミカエル橋からレイエ川沿いを奥まで歩いていくと、次の目的地である中世の城フランドル伯居城(Gravensteen)が見えてきます。

この城塞は中世の外観をほぼ完全な状態で残しており、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。

フランドル伯居城の外観

入場料は€13で当日受付にて購入しました。オーディオガイドを無料で借りることができます。(日本語はなし)

この城は立派な外観はさることながら、内部は中世の武器や鎧が展示されているミュージアムになっています。内装がとてもオシャレで、展示物もかなり多いので、全て見ると2時間くらいはかかります。

フランドル伯居城のミュージアム

なかには拷問部屋までありました…。当時の再現度が高く、かなりリアルなので、満足度が高かったです。他にも、地下通路や教会・貴族の部屋・食堂…など、かなり広かったです。

フランドル伯居城の拷問部屋

この城塞のもう一つの魅力は、城の屋上からヘントの街並みを一望できること。あいにくの天気でしたが、それでも素晴らしい景色を拝むことができました!

フランドル伯居城の屋上からの景色

城を出て中心街の方向へ歩くと、一際目を惹く建物が立ち並ぶ場所があります。その一つが、世界遺産にもなっているこの街のシンボル、ヘントの鐘楼(Het Belfort van Gent)です。

1313年に建築が始まって以来、何世紀にも渡って増築が繰り返されてきたそうです。その高さは91mにもなります。

ヘントの鐘楼の外観

入場料€8で鐘楼の内部にも入ることができます。時期的な理由もあるかもしれませんが、世界遺産にも関わらずびっくりするくらい人がいませんでした(笑)

ただ、入ってみると中はとても立派で、数百年も前の建築物とは思えませんでした。内部には巨大なオルゴールがあり、15分ごとに綺麗な音色を奏でてくれます。

ヘントの鐘楼のオルゴール

鐘楼内はエレベーターか階段で移動することになります。観光客が行ける最上階に行くと展望台があり、ヘントの街を一望できました。フランドル伯居城の展望台以上の高さから見渡す景色は大迫力でした!

ヘントの鐘楼の展望台からの景色

ヘントの鐘楼のすぐ横には、聖バーフ大聖堂(St.-Baafskathedraal)という巨大なカトリック教会があります。こちらもヘントの代表的な建築物のうちの一つとなっており、教会内には無料で入ることができます。

この教会には多くの美術品が展示されているらしく、その中でも有名な「ヘントの祭壇画」という絵画を見るには入場料がかかります。私はオランダの美術館でお腹いっぱいだったので、行きませんでした…(笑)

聖バーフ大聖堂の外観

ただ、美術館まで行かなくとも、大聖堂の内部はとても素晴らしかったです。無料ゾーンだけでも数々の絵画や彫刻があり、数百年前の建物とは思えませんでした。

聖バーフ大聖堂の内部

観光地以外の魅力も!

ここまでヘントのザ・ヨーロッパの景色を紹介してきましたが、それ以外の魅力も兼ね備えた街でした。

その中でも結構気に入ったのが、ヘント旧市街内にあるマクドナルドです。私が大のマクドナルド好きだから紹介しているのではありません。めちゃくちゃ景色が良いのです!!これがマクドナルドからの景色ですよ!?信じられますか…?!

ヘントのマクドナルドからの景色

ベルギーでも何度かマクドナルドに行きましたが、出てくるものもオシャレ。朝マックではクロワッサンがありました。

コーヒーとのコンビで€5くらいするのですが、優雅な朝ごはんを食べることができました。

ベルギーの朝マック

そして、ヘントで訪れた場所のうち一番気に入ったのが、グラフィティストリート(Graffiti Street)という場所。落書きで埋め尽くされた路地です。

数百メートルにわたってストリートアートで埋め尽くされており、とても迫力がありました!!ヘントは綺麗な街並みなのですが、ずっと同じ景色なので、ここに来るとある意味リフレッシュできます(笑)

歩いているだけで楽しいので、ヘントの隠れスポットとして超おススメです!!

ヘントのGraffiti Street

こんな感じでブリュッセル・ヘントと2都市に渡ってベルギーを満喫しました!!この後アムステルダムに戻り、郊外の観光地を周ったので、次回紹介したいと思います!

ベルギー・ゲントの街並み

では、Kwa heri!!!

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