ユーラシア大陸最先端ロカ岬と世界遺産シントラに行ってきました!

こんにちは!てらぼーです。
長期休暇でポルトガルの首都リスボンを訪れたあと、ずっと行ってみたかったユーラシア大陸最西端の地ロカ岬に行ってきました。ついでに近くの町シントラにも行ってきたので、あわせて紹介したいと思います!
▽リスボンの記事はこちらから▽

ロカ岬までの道のり
ロカ岬(Cabo da Roca)はユーラシア大陸最西端にある断崖絶壁の岬です。140mを超える断崖絶壁の景観と美しい海がたたずむこの地は、ポルトガルの人気観光地となっています。
一方で、最西端の地だけありアクセスはあまりよくありません。首都リスボンから行こうとすると、まずはシントラという町まで電車で行き、そこからバスに乗ることになります。
リスボンの鉄道駅でチケットを購入します。買い方が分かりづらかったですが、鉄道会社のスタッフが丁寧に教えてくれました。チップを要求してこないことに先進国を感じます(笑)

改札を通過し、シントラ行きの電車に乗り込みます。鉄道駅は大きく綺麗で、電車の乗り心地も快適でした。シントラまでは片道2.3ユーロで40分の道のり。あっという間にシントラまで到着しました。

シントラからロカ岬までは小さなバスで向かいます。バスの本数はかなり少なく、あまり利用者がいないからなのか、バス停も少し分かりにくいところにありました。(駅を出て右に行ったところにあります)
そして、思わぬ落とし穴が!なんと支払いは「現金のみ」でした!(2025/2現在) このせいで乗れなくなっている方がチラホラ…。私はたまたま両替していたので、なんとか払うことができました。(最安で10ユーロ札しか持っていませんでしたが、めんどくさそうにお釣りはくれましたw)

シントラ駅からロカ岬までは片道4.3ユーロで40分ほどの道のり。途中は車がすれ違うことが難しいほどの細く険しい山道を登っていきました。
ほとんどの人がシントラ市内の世界遺産のバス停で降りていったので、ロカ岬まで乗っていたのは私を含め2人だけでした。

ロカ岬の見どころ
ロカ岬につくと、あいにくの天気…。空に雲がかかっており、雨もパラついていました。断崖絶壁の景色は迫力があるものの、天気のせいか物々しい雰囲気でした(笑)

しかし、一方向だけ晴れ間が見えた瞬間もありました。目の前の大西洋の先にはアメリカ大陸。この地から日本のすぐ近くまで大陸がつながっているというのは何とも不思議な感覚でした。

分かってはいましたが実際にはただの岬なので、ここまで来たからと言って長時間つぶせるほどのコンテンツは特にありません。滞在時間は1時間ほどでした。 (一応レストランやトイレなどはあります。)
一方で、最西端の地っぽい石碑もありました。ポルトガルの有名な詩人カモンイスの石碑だそうです。他にも最西端到達証明書をインフォメーションセンターで貰えるそうです。

ロカ岬の高台には赤と白に美しく彩られた灯台があります。なんと250年以上も前に建設され、今もなお使われているのだとか…。
景色を一通り楽しんだ後、またバスでシントラの町まで戻りました。一回行けば十分といった場所ですが、念願のロカ岬に来れて本当に良かったです!

シントラの街
旅の目的はロカ岬でしたが、せっかくなのでシントラ(Sintra)も観光してきました!行くまでは知りませんでしたが、街全体が世界遺産となっているカラフルで美しい場所でした。

シントラには天空の城とも称されるペーナ宮殿をはじめ、多くの歴史的建造物が残っています。時間の関係で全ては回り切れなかったので、シントラ中心街から徒歩圏内のレガレイラ宮殿(Quinta da Regaleira)だけ入場してきました!
候補がいくつかある中、ここを選んだのは不思議な景色の写真に惹かれたから。実際に行ってみると、ヨーロッパによくある城や宮殿とは違ったユニークな雰囲気がありました。

レガレイラ宮殿の魅力は何といっても不気味さ。遊び心さえ感じる荘厳かつ一風変わったデザインが観光客を惹きつけます。20世紀初頭から残る宮殿ですが、テーマパークとして作られたのではと思うほど楽しさ溢れる場所です。

見どころもかなり多く、そのユニークさから子供連れも多く見られました。チケットは25ユーロとなかなか強気なお値段ですが、その価値は十分にある場所でした。

シントラの中心街も洗練された綺麗な街並みがありました。スイーツの食べ歩きやお土産屋が多くあり、歩くだけでも楽しそうです。
あまり時間がなかったので数時間の滞在となりましたが、またいつか他の観光名所も訪れてみたいです!ではまた!!

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