ベトナム軍事歴史博物館に行ってきました！
こんにちは！てらぼーです。無事にベトナムに赴任して住居も決まり、のびのびと落ち着いた日々を過ごしています。
そして、先日はじめてハノイで観光もしてきました！行ったのはベトナム軍事歴史博物館。ベトナムっぽさを前面に出した魅力的な場所だったので紹介したいと思います！
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ベトナム軍事歴史博物館とは
ベトナム軍事歴史博物館(Bảo tàng Lịch sử Quân sự Việt Nam)は、首都ハノイにある軍事や建国の歴史を扱う国立博物館です。1959年に設立されたこの博物館は2024年にリニュアルオープンし、大規模かつ魅力的な博物館に生まれ変わりました。
歴史的に何度も複数の国に侵略され、その度に国を守ってきたベトナムは、戦争の歴史も古く複雑です。それぞれの戦争に関わる重要な遺産や展示品がこの博物館に納められています。
この国に住む者としてベトナムの歴史を知っておきたかったということもあり、この博物館に来ることをとても楽しみにしていました。
どんな博物館？
入場料VND40,000(約240円)をチケット売り場で購入し、広場に入場します。かなり建物も大きく広いです。まだオープンしていない展示場もありそうでした。
入場して最初に目に入るのは、戦車や戦闘機の展示品の数々。戦争を経験した貴重な展示品が広場に並べられています。歴史の中の出来事が急に自分事となったような感覚になります。
展示物は建物に入った後もかなり充実しています。そして、入場者のほとんどを占めていたベトナム人たちにとって大人気です。
ベトナムに来てから知ったことですが、ベトナム人の愛国心は世界でもトップクラス。国を守る軍人たちは国民にとってはヒーローのような存在です。
普通に生活しているだけではこの国が社会主義の国だと忘れがちですが、ふとプロパガンダ的な要素を目にしたときに、共産党による一党政治であることに気づかされます。
ただ、驚きなのは国民たちが本当に心からそれを受け入れているように見えること。こうした博物館にいくと、多くの人が国旗のデザインのTシャツを身に着け、展示品とともに記念撮影をしているところを見ます。そうした写真をSNSのプロフィール画像にしている人も多いです。
ドイモイ政策によって積極的に資本主義を取り入れている反面、共産党によるトップダウンの指示によって急にレギュレーションが変わることも多いベトナム。
もちろん様々な問題はあるのだと思いますが、ある意味とてもバランスが取れているように感じます
ベトナムの歴史
博物館の展示は紀元前から時代ごとにブースが分かれており、それぞれ詳しい説明とともに展示品を見ることができます。一通り回ってみると、長い間本当に多くの国に何度も侵略され、その度に彼らを跳ねのけてきたベトナムの歴史を見ることができます。
中国・フランス・アメリカ・日本・カンボジアなど、世界中に翻弄されつつも独自の文化を守り続けてきた歴史は唯一無二でとても興味深かったです。
また、そうした歴史を説明したパネルや価値の高い遺産がたくさんあるにも関わらず、多くのベトナム人はそれらを素通りして、写真映えしそうな再現マネキンや戦車レプリカに集まり、そっちの方が混雑しているのも面白かったです。
このように初めてのハノイ観光でベトナムの歴史や文化にたくさん触れることができました！とてもおすすめの場所なのでぜひ行ってみてください！
今後もハノイの観光地をどんどん発信していきたいと思います！ではまた！！
