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ケニア西部の大都市キスムはどんな街?

派遣中,青年海外協力隊派遣中,青年海外協力隊

<ケニア生活155日目>
Chamgei!
こんにちは、てらぼー(@terabow42)です!

てらぼーの旅ブログ

先日、ヴィクトリア湖に面した大都市キスムに行ってきました!

キスムはケニアの西部では最も大きいと言われる都市。
普段、田舎に住む私にとっては、非常に魅力的な街でした!

今回はそんなキスムでの旅行記を共有したいと思います!

キスムシティーの街並み

西部の大都市キスムとは

キスム(Kisumu)はキスムカウンティの郡都で、都市の規模では西部で一番大きいとされています。人口ではエルドレットのほうが多いようですが、街の発展具合は確かにエルドレッドより進んでいるように見えました。

キスムはアフリカ最大の湖"ヴィクトリア湖"に接していることも有名で、湖畔には多くのリゾートホテルが立ち並んでいます。湖で獲れるティラピアは多くのケニア人に食べられている魚です。

標高は約1,100mと周辺都市に比べて一気に下がるため、非常に暑く、マラリア汚染地域にもなっています。私が住むカプサベットは標高が約2,000mあるため、非常に暑く感じました。

私の任地からはマタツで約3時間。たまたま、頻繁に停車する車を選んでしまったため、暑さと狭さで最悪の居心地でした(笑)

キスムのマタツステージ

キスムの都市の様子

大都市というだけあって、街は非常に発展しています。

道路は非常に広く、基本的に歩道まで舗装されていました。ショッピングモールや大手スーパーマーケットはいたるところに建設されているほか、交通手段もUberやBoltなどの配車タクシーアプリやトゥクトゥクを利用できました。

キスムの街内とトゥクトゥク

野菜や豆などを買えるマーケットは複数あるらしく、規模も田舎とは比べ物になりません。また、ヴィクトリア湖で獲れた魚が多く売られているのも印象的でした。

キスムのマーケット

美味しいレストランもたくさんありました。

<キスムで行ったレストラン>

レストランジャンル特徴
Oriental chinese restaurant中華料理景色の良い場所で中華全般を食べることができる
City Food Courtソマリア料理ソマリア料理のほかピザやパスタなどの西洋料理も豊富でクオリティが高い
Java Houseカフェケニアの大都市にあるチェーン店で美味しいコーヒーが飲めるほか外国料理も豊富
Dunga Hill Campバーヴィクトリア湖に面した雰囲気の良いバーで、名物のティラピアが美味しい
ACACIA PREMIER HOTEL KISUMUカフェ・バー高級ホテル内のカフェで美味しい外国料理やケーキなどのスイーツも充実している

キスムに住んでいる同期や先輩隊員の勧めで訪れましたが全て良かったです!!

ソマリア料理では、なんとクーラーが!!ケニアで初めて見たので感動してしまいました(笑)

キスムくらい暑いと、いくら寒がりのケニア人でも必要なんですね…。料理の種類も豊富で、しかも美味しいので最高のお店でした!

キスムのソマリア料理店

ダンガヒルキャンプではヴィクトリア湖の綺麗な夕日を眺めながら、美味しい魚料理を食べることができました。敷地内で音楽ライブもやっていて雰囲気が最高です。外なので、蚊にだけは気を付けないとですが…。

キスムのダンガヒルキャンプから見える景色

アカシアホテルは、プールやジムも併設されているようなケニアとは思えないホテルでした(笑)

値段は非常に高いですが、クオリティが非常に高く、ベランダから見えるヴィクトリア湖の景色は最高でした!

アカシアホテルからの景色

本当に魅力的な街なのでマタツの苦労を考えても、もう一度行きたいと思えるような場所でした!

キスムのダンガヒルキャンプ

同期隊員の任地ガバメントオフィスへ

今回はキスムに住む同期隊員の任地にも訪問させてもらいました。同期隊員はキスムカウンティの都市計画を実施する部署に配属されています。

普段民間企業で活動する私にとって行政の組織に入るのは初めてだったので、とても興味深かったです。とはいえ、私の任地も半官半民みたいな感じなので、どこも似たような感じだろうと思っていたら全然違いました!

オフィスは街の中心部からほど近いビルの一角にあり、同僚は5人ほど。あとは10人くらいのインターン生が働いていました。

キスムのガバメントオフィス

慌ただしい私の任地とは違い、個々人が黙々と作業する感じでかなり違った印象を受けました。

また、ハードコピーのファイルが散乱していたり、一部部品が壊れたパソコンやトナーが切れたプリンターが使われずに放置されていたりしたところも私の任地と違う部分だと感じました。聞いたところによると、民間企業に比べて煩雑な手続きが多く意思決定に時間がかかるため、部品を交換するにも時間がかかるのだそうです。この辺は日本と同じですね(笑)

この部署は私の要請内容と同じようにGIS(地理情報システム)を扱っていて、都市計画の一環として活用されていました。

インターンの大学生たちはとても気さくで、GISの事を聞くととても分かりやすく解説してくれました。オフィサーたちもとても歓迎してくれて、嬉しかったです。

キスムのガバメントオフィスのインターン生

やはり他の隊員の任地を見ると、似ているところ・全然違うところが毎回発見できて、とても面白いです。こういうところは、派遣数が多いケニア隊員の特権だな~と感じました。

キスムは大都市すぎて、観光の事を書ききれなかったので、それはまた次回書こうと思います!
では、Kwa heri!!!

▽次回の記事はこちらから▽

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